鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

樹を見て森を見ず

早いもので、今月も半分が済んで、あと2週間で新年とは恐れ入ります。
特に今週は、天気のことばかり気にしていたらあっという間に飛んでいました。近頃珍しく起伏に富んだ日々ではありましたが。
午前中半端な時間が空いていたので、久し振りに自転車で“散歩”をしました。薄日が射して、青空が少しだけ顔を見せたりして、しかし気温は下らず、私にいわせればまだ冬にあらずという感じ。

近頃やたらと目に付くのが、ごく当り前のブロック塀などを這っている・・蔦、でしょうか。群れる葉は、真っ赤なモノから黄色、そしてもう枯れているのもあり、様々が変化に富んでいます。キラッと鮮かな色彩は樹々の下手な紅葉よりも美しく感じられて、つい立ち止まって見つめてしまいます。しかし、こんなのも子供の頃からあったのでしょうか・・もっと大きな葉のモノは蔦として普通にイメージにあるのですが、あまり記憶がないのです。



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E-1/ ZD11-22mm 1:2.8-3.5


しかし、よくよく思い起こしてみれば、子供の頃なんてほんとうに草も樹も花も見ていませんでしたね。中学生になる頃までの10年弱の年月は、ひたすら虫や小動物に興味を持ち、彼らの存在に気付くがため、四六時中五感を駆使してはいました。ところが、所詮はガキの浅知恵で、虫採り一つをとっても、もっと広い環境で考えた方が効率がいいという事をなかなか理解出来ていなかったようです。目的の虫を捕えることさえできれば、後は野となれ山となれ・・にまで至るような自然破壊者ではありませんでしたが、事実、周囲の草木のことなどには殆ど注意を払っていませんでした。
そんな少年はやがて思春期を迎え、昆虫の♀よりもヒトの♀に興味が移り・・そのままン十年。はてさて、最近頓に樹々や草花に眼が行くようになったのは、そろそろ、自身が老いぼれ枯れて来たのかもしれません・・と、私は多くのOLYMPUSファンのみならぬもっと数多い写真愛好家の反感を買い兼ねないことをシャアシャアと書いているのに気付き、ゾッとしました。

いわずもがなのことをお断わりしておきますが、今回私は、“私に限っての傾向”をお話ししただけに過ぎず、普遍的な事柄へとすり替えようというような大それた意図は些かもございませんことをどうかご理解いただきたく・・「樹を見て森を見ず」どうやら、未だに物事に向っている時の姿勢だけは、虫採り少年の頃とあまり変っていないようです。
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E-1/ ZD11-22mm 1:2.8-3.5

by yy2828yy | 2006-12-16 22:32 | 散歩 | Comments(0)