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鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

至上の相性

お気付きでしょうが、前回に引き続き久しぶりのOMです。
尤も、フィルムは常に数台に入っており、そのうちの一台には必ず<OM-1>か<OM-2N>のどちらかが含まれているため、その日に持ち出す選択をするか否かに過ぎないのですが...。
いや、しかし、実に気持いい!
ここのところ専らガサツなのを使っていたためか、何時にも増して指、掌、そして眼を通じて快感が脳髄に沁み込むようです。
的確に露出、ピントを合せ、ほぼイメージ通りの結果を得ているから「恍惚」とするのは正しくないでしょう。
貧弱ながらも私の身体と眼、そして脳の機能が自然にシンクロしている感じといえばいいでしょうか。
時季モノのサクラに対することが多かろうと、少しでも早く撮り終えるべく珍しく24枚撮を装填していたため、正味半日でおしまい。
通常の36枚撮にしなかった愚を悔やみつつ、改めて至上の相性に感じ入ったのでした。
色々試したいのが他に幾つか控えているのに、この快感はちょっとヤバいです。
至上の相性_e0101258_11504758.jpg




至上の相性_e0101258_21002658.jpg
OM-1/ Zuiko85mm 1:2.0
開放 1/250 FUJICOLOR100

記録用毎年の手遊びのようなもの...といいつつも、相応に新味は盛り込みたいという気持はあります。
所詮は近所で、周囲の環境があまり良くない状況下で撮るのでどうしてもアップは多くなります。
これは仕方ないとして、あまり光が回っていない状態を撮るのをテーマとしました。
花ひとひらのみが光に透けているような...
そのためのレンズとして迷わず<Zuiko85mm F2>を選んだのですが、併せて「OMでタムキュー」というのもやってみた次第です。
至上の相性_e0101258_21002836.jpg
OM-1/ TAMRON SP90mm MACRO 1:2.5
開放 1/250 FUJICOLOR100 記録用

とまれ、まだまだ桜は続きます。
次回はちゃんと環境が解るようなものを、と。
至上の相性_e0101258_21003196.jpg
OM-1/ Zuiko85mm 1:2.0
開放 1/250 FUJICOLOR100
Commented by harada at 2019-04-07 23:05 x
こんばんは。
 OM1,2の取り扱いというのは、他多数のカメラとは異質なところがありますが、実に王道であると思います。
 本日、PENTAX MXで撮影してましたが、レンズ絞りが今どこにあるのか?という確認に手こずりました。OMでの撮影は、知らずのうちにプレビューボタンを頻繁に使っている自分がありました。PENTAXには無いですし、なんか足りないなー?と思ったら、それでした。プレビューは他のカメラにもあるでしょうが、OMのプレボタンは、ほんとに自然な位置にありますからね。
 あと、やっぱりシャッター環と絞りのコントロールが左手だけで済むというのは、ことさら当たり前の事だろーと、思い知るのです。

 とは言っても、MXでの(不自由な)撮影は楽しいでしたが、、。yy2828yyさんもその感覚のことと思います。



Commented by M2_pict at 2019-04-08 22:12
一眼レフだけでも複数マウントとなり、それなりに面白く使うのですが、ひとまわりしてOMに帰るとなんともしっくりくるのが不思議というか当然というか。
OMマウントの他社製レンズはレアですが、タムキューは定番でしょうか。
「OMでタムキュー」、すごい楽しみです。
Commented by yy2828yy at 2019-04-08 23:26
harada さん、
OMの場合、プレビュー機構がカメラにあるというよりレンズにあるわけですね。
よって、一般には省かれがちな最安値の普及機でもプレビューが使えるわけです。
私はあまりこれを使いませんが、常々素晴らしいことだと思ってきました。
尤も、巻上げた状態で、プレビューボタンを勢いよく押したり、何度も押すと、シャッターが切れてしまいますけどね。
Commented by yy2828yy at 2019-04-08 23:40
M2 さん、
上でharada さんも書かれておりますが、OMの使いやすさとされる左手によるレンズコントロールは、やはり常用域、即ち200mm以下の単焦点とのセットが基本でしょうね。
この範囲内でも、135mmを超える望遠系(100mmF2も)になると、絞りリング操作性は否応なく変わります。
最後に登場した単焦点90mmF2での位置変更は、当然100mmF2を考えつつも、ズーム時代の事情を反映してのものでしょう。
タムキューはまさに実用的に素晴らしいレンズでした。
ボケもかなり綺麗ですが、ま、なるべくOMでは使わないようにしようと思っております。
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by yy2828yy | 2019-04-07 21:20 | Film | Comments(4)