2018年 07月 02日
究極の一台
最低限にしか動きたくないので、持ち出すカメラも鞄の重しになることがほとんどで...
そもそも掌から指先までが常にジトジトしているようで、カメラを手にするのも憚られるほどです。
とりわけ、このところ出番が多いCONTAXの<139 QUARTZ>や<RTS II>の場合、厚めのボディ貼り革が溶けてきそうでもあり、いけません。
こんな時はやっぱり慣れ親しんだもので...と、<OM-2N>を持ち出したら、案の定、先月頭に36枚撮フィルムを装填してカウンターの「10」前で止まったままになっていたのが、この2、3日で難なく終ってしまったのであります。
だからといって<OM-2N>が暑い時期に適したカメラだというつもりは少しもないけれど、どんな時でも心から安らかに使える究極の一台だといえるでしょう。
因みに、これが<OM-1>だと些か事情は異なってきます。
OMシリーズの場合、マニュアルで撮るのにはマウント基部にあるシャッター速度ダイヤルを操作しなければならず、それこそジトジトした指では頻繁に弄りたくありません。
<OM-2N>なら絞り優先AEと必要に応じての露出補正だけで乗り切れる...否、想えば、かくなる使い方こそがまさに<OM-2N>とともに体得したものとして私に染み付いているのです。
開放 Auto FUJICOLOR100 記録用
開放 Auto +0.7EV FUJICOLOR100 記録用
開放 Auto -1.3EV FUJICOLOR100 記録用