もうお分りでしょう、CONTAX一眼レフ用「標準レンズ」<Planar50mm F1.4>のことであります。
当時としてはごくごくありふれた何処も同じの50mmF1.4。
それでも、このレンズは飽くまでも私にとっての基準なのです。
ただ、かつてのように50mmという焦点距離やF1.4という明るさにはさほどの執着はありません。
その代り、標準を謳うなりの万能性には拘ります。
50mmでも40mmでもいいけれど、せめてF2の明るさ、そして最短撮影距離が焦点距離の10倍程度に収まっていることは譲れない、と。
CONTAX用にはもう1本の<Planar50mm>があったものの、F1.7の明るさは合格としても最短撮影距離の60cmは失格、よって、あまりにも有名な標準レンズの王道が唯一の選択肢となったわけです。


開放 Auto FUJICOLOR100 記録用
しかし、50mmの標準レンズを使うのにこれほどワクワクしたことはない...というか、<139 QUARTZ>でも<RTS>でも、これまであった持ち出す際の「なにか引っかかったような感じ」が一気に失せました。
先ずはこれで一安心というところですが、うーん、最後の難関として広角レンズがまだ残ってはいるのですね。
とまれ、フィルム1本を通した中からのお披露目といたします。
なお、レンズの素性とかフード等の使いこなしについてはおいおいご紹介させていただくつもりです。

開放 Auto +2EV FUJICOLOR100 記録用
なぜか私も一安心(?)。
なかなか罪なレンズだと思います。
続きも楽しみです。
一時はCONTAXは「28mmと85mm」で行こう。
なんて決めそうにもなりました。
しかし結局はレンズの大きさや重量がネックとなりました。
この点、非OMはなかなかすんなり行かないといえましょう。
で、結局これを手にして、やっぱりこれを中心に置かずして何が交換レンズじゃ!という気持です。
続きは...懺悔ともどもいろいろありすぎるほどにあります故、またご笑覧ください。