鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

生き甲斐

「さぁ、何を持って出よう!?」
なんとも悩ましく、しかし相応に愉しい時であります。
「人生を無駄に費やしているだけ」といわれればまさに返す言葉はないのですが...
...とまれ、出掛ける前の半ば習慣化したこの儀式は、専らその時点でフィルムが装填されているカメラが対象となります。
ところが、これらの選択肢に加わるカメラの決定--どのカメラにフィルムを装填するか--については、存外考えなしになされ、どちらかといえば衝動的です。
最早これだけカメラが増えては、日々それぞれを見遣ることすら難しい状態となってしまいました。
だから、せめて一月に一度は状態確認も含めて一通りの操作の敢行は心がけております。
辛うじてまだこれができる現状でもありますから。かくして、狭い狭いわが部屋の防湿庫と他三ヶ所に積み上げられたコンテナボックスを一つずつ当るというわけです。
さすがに全てを一度にはまず無理ですから、1週間に1ヶ所見当を4週間でほぼ1ヶ月という算段です。
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OM40/ Zuiko85mm 1:2.0
開放 ESP Auto FUJICOLOR100 記録用

と、ここまでお話しすれば、もうお解りでしょう。
そう、この時にとりわけ気持が動いてしまったカメラは、そのまま仕舞う気になれず、フィルムを装填してしまうのであります。
こういった状態は3年ほど前からだと自覚しますが、白状すると、フィルム装填後すぐに後悔することが多いのです。
とりわけ、冒頭で述べた「儀式」の際、ちっとも減っていないカウンターがチラッと眼に入った時なんて...。
長年の36枚撮一辺倒から、このところ24枚撮の使用率をグッとあげた所以です。
かれこれ3年ぶりに使った<OM40>もこんな風にフィルム装填に至ったクチであります。
尤も、純機械式のカメラとは違い、これら電子シャッターのカメラは電池がなければ空シャッターすら切れません。
これは私のデフォルトたるOMヒトケタ機でも、殆ど出番のないフタケタ機でも同じこと。
それでも、月に一度弄る時になって電池を入れるなんてことはそれこそ面倒なので、たとえ3年に一度しか使わないかも知れなくても常に空シャッターは切れるようにしています。
月に数度空シャッターを切るくらいなら、安モンのSR44×2でも1年余りは問題ありません。
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OM40/ Zuiko28mm 1:2.0
f4 ESP Auto FUJICOLOR100 記録用

他方で、OMフタケタ機、Nikon<F3>や<FE>、minolta<XD>や<X-500>などを総て引っくるめれば1ダースは優に超えるので、これを気楽な維持費とするほどに自身が豊かではないという差し迫った現実は付いて回ってきます...。
これらをもって、人生の時間を無駄にして、なおかつ無駄遣い、そればかりかエネルギー資源まで浪費...と、まさに昭和の悪しきサンプルとされるのでしょうか。
ただ、それでも、フジがモノクロフィルムをやめるというこの期に及んでもなお、いや、だからこそというべきでしょう、なるべくキナキナと切羽詰まったようにはならずに、これらのカメラたちとの日々を少しでも存えるのが、最早私の生き甲斐なのかも知れません。
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OM40/ Zuiko28mm 1:2.0
f5.6 ESP Auto FUJICOLOR100 記録用
by yy2828yy | 2018-04-08 22:32 | Film | Comments(0)