鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

選択を愉しむ

前回、前々回でお披露目した、いわば「標準レンズ」2本。
これらに先んじて、撮影結果としてのサクラをご覧いただきました。
しかし、同一マウントの同機能のレンズを同時に持ち出して使うなんて、恐らくこれまででもなかったこと。
確かに、早く結果を見たいとの気持があったのは事実です。
例によってそれぞれ浅めの絞りによるものが殆どでしたが、双方の性格が分り易かったのではないでしょうか。
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XD-s/ MC Rokkor 50mm 1:1.4
f8 1/60 FUJICOLOR100 記録用

個人的にはそれぞれに好印象を受けました。
いずれもminoltaならではの発色は、OLYMPUSを主力にしている私には目映いくらいです。
うち、薄型標準の<MD Rokkor45mmF2>が、既に数本のフィルムで見てきた<MD Rokkor50mm>と似た画調と色調、シャープさを有しているのは頷けます。
一方の一回り大きな<MC Rokkor50mmF1.4>は、開放時は甘めの描写で、場合によって後ボケもザワついたりしますが、一段絞るだけでキリッとコントラストも高まるようです。
このような画質の変化は<Zuiko50mmF1.4>などでも見られるところで、絞りによる画のコントロールを楽しみ易いレンズなのかも知れません。
両者の性格を一言でいえば、現世的な<MD Rokkor45mm>、情緒豊かな<MC Rokkor50mm>...?

なお、<MD Rokkor45mmF2>の専用フードについては、入手後もしばらく不明の状態が続きました。
ただ、他の標準レンズと共用だろうという気は薄々していたのです。
当時のレンズカタログでの性能諸元表でも、標準レンズのフード価格は同一となっていたからですが、程なくネット上で見かけた画像から一定の確信を得た気になった次第です。
そんなわけで当面は<MD Rokkor50mmF1.4>のフードを取り付けて撮影に臨みました。
純正の標準レンズ用フードなら、すぐに同じモノをもう一つ入手すればいいだけで、さほどの困難はないでしょう。
が...すぐさまネットを漁っていると、ふとライカ風の肉抜きしたタイプのフードに眼が止まり、ついフラフラとそっちに流れてしまいました。
既にフィルム1本を撮り終えた先週、ようやく届いたのを取り付けてみたところ、実にいい感じなのでこのままで行くつもりです。
一方、<MC Rokkor50mmF1.4>のフードは、ごくごく当り前のようでいて、某オークションではタマ数も少なく、価格も相応となっている模様。
幸いフィルター径が一部のZuikoと同じ55mmなので、幾つかある汎用フードでお茶を濁しているものの、おいおい純正に切り換えたいところです。

最後に、60cmまでしか寄れない<MD Rokkor45mm>についての前知識はあったけれど、<MC Rokkor50mm>の最短撮影距離が50cmであることには気付いておりませんでした。
撮影中に違和感を感じて初めて知ったという迂闊さであります。
とまれこれらの事実は、レンズの性能で何処まで寄れるかを重視する私にしてみれば、結局<MD Rokkor50mm>の出番が最も多くなる現実的な問題となり兼ねません。
でも、あれだけ不満だったタイムラグを柔らかな作動が打ち消してくれたように、minoltaならではの使い方を愉しむ自分に期待したいという気持はあります。
「結果より行為」と相容れる「機能より気分」だと想いたいし、実際、サクラなどよりずっと私らしいこれらの対象に面している時には、50cmや60cmなんて制限は忘れていたのですから。
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XD-s/ MD Rokkor 45mm 1:2.0
f5.6 1/250 FUJICOLOR100 記録用
Commented by harada at 2016-04-11 00:12 x
こんばんは。
 MC50mmの最短は50センチという事ですか。私も気付きませんでした。確かに私の50mm1.7も「0.5」と記されてますね。 
 開放での後ボケ感も、再確認したいところです。 けっきょく、なんだかんだと言いながらM-1ばかりにフィルムを入れてる状態ゆえ、ロッコールを試し切れていないのです。
 MC50mmのフードは、私のは内側にフェルトみたいなものが貼付けられてますね。よほど保管が良いものでないと酷い状態になっているかもしれません。
Commented by yy2828yy at 2016-04-11 07:46
haradaさん、
実際、5cmの差が大きいんですね。
写りに関しては、同じMCでもF1.4とF1.7とでは、また色々違うのかも知れませんね。
とはいえ、気が付けばアレコレ揃っていた、とはなりたくないものです。
フードについては共用ながら、幾つかのバリエーションがあるようです。
お持ちの植毛タイプに加え地肌を艶消しにしたものがあるのは把握済みです。
また、より旧いレンズ用のカシメ式のモノでも、径さえ合えば使えそうです。
by yy2828yy | 2016-04-10 19:12 | Film | Comments(2)