鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

残念、無念...

<X-700>の弟分とでもいうべき<X-500>は、兄貴に遅れること1年、1983年に登場しました。
<X-700>からプログラムAEを省いた、いわゆる機能を簡素化したモデルと位置づけられるわけですが、個人的には「プログラムなんてむしろない方がいいし、カメラとしての真の基本が優れているのは<X-500>の方だ」とずっと思ってきました。
その最たるものがタイムラグでしょうし、フルメータードマニュアルといわれる露出計のファインダー内表示も<X-500>の方に分があります。
また、AEロック機能は最大のウリで、<X-500>の登場を機に<X-700>もAEロックを備えたニュータイプに切り換えられたことからも窺えます。
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なのに...前回、私が「何処か一本抜けている」と呆れてしまったのはたった一点のこと、露出補正ダイヤルが設けられていないことに尽きます。
「AEロックがあるからいいじゃないか」という意見もあるでしょう。
確かに、簡単な逆光補正程度ならAEロックでも用を為すでしょうが、所詮平均的な測光感度分布では用途はたかが知れています。
その点、露出補正ダイヤルなら自分で光を読み、ダイヤルで加減すれば多くの状況に対処できるのです。
なお、露出補正はTTL自動調光のためにこそ必要だともいえるでしょう。

もちろん、フィルム感度をずらすことにより同じことはできます。
しかし、本来それは工夫の類とするようなことなのではないでしょうか。
反射光式露出計をもとにした自動露出というものには、仮令目立たず、使いにくい場所や構造になったとしても、露出補正ダイヤルを用意すべきだというのが私感です。
OMフタケタ機にでも遍く露出補正ダイヤルを設けたOLYMPUS、方や<X-700>に設けられているものをわざわざ外すミノルタ...私はここに良識の差を見ます。

一見すると、ミノルタ史上最も実用的な「絞り優先AE搭載機」といえそうな<X-500>は、だからこそなんとも惜しいとせざるを得ません。
<XD>で味わった「残念な感じ」が引き継がれている、なんて皮肉の一つもいいたくなるところですが、ま、こんなことをいっても始まらないので、オート時にはまずAEロックで、それでも間に合わない場合にはアッサリとマニュアルに切り換える、という風に付き合って行こうと思っております。
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XD-s/ New MD35-70mm 1:3.5
35mm 開放 1/125 FUJICOLOR100 記録用
Commented by harada at 2016-02-18 00:12 x
こんばんは。
 それは残念な事ですね。そうすると、X70かXGが良いかもしれませんが、これらも「?」なところがありそうですね。
 XDの相方ならXGがいいかな、と思ったりします。
 なんにしろ、ミノルタカメラは「なんか欠けてる」というのは、ごもっともな気がします。
 我が、XEのマニュアル時の露出計は「読み取り式」ですし。OMのように絞り連動しておりません。まぁ、昔のタイプと言ってしまえば、そうなのですが。
Commented by harada at 2016-02-18 00:20 x
訂正、、
 OMのように絞り連動しておりません→OMのようにシャッター速度に連動しておりません。
 でした。 間違えました。
Commented by M2_pict at 2016-02-18 08:54
「どこか一本抜けてる」、、、なるほど。
そういうのは中の人も思うところがあったのかも知れませんね。
その後のα7Digital辺りを見ると、、、。

機材と使う上で工夫するのは必須だと思いますが、だからと言ってどこまで妥協できるのか、、、妥協してでも工夫してでも使いたくなる機材ではあって欲しいんです。

そうそう、私のXDでも連写をやってみようとして思い出したのですが、ウチのは巻き上げレバーの戻りが少しダルなんです。
う〜ん、サブもないのでトップカバーを開けたくはないのですけど(^^;
Commented by yy2828yy at 2016-02-18 21:52
haradaさん、
XGは先のエントリーでも書きましたように、ちょっと...結局、オートのことしか考えていないようなところがありますので。
X-70はX-700の弟分という風情ですが、中身はXG系だそうです。
今のように、入れられるなら一応...とやって、結局は「みんながてんこもりで同じ」になってしまっているのとは違い、それぞれが「あれがあれば...」を抱えていた昔でした。
ただ、それらは各社の考え方の結果だったように思います。
ミノルタのこれらは、その辺りが曖昧なように感じられてしまうんですね。
Commented by yy2828yy at 2016-02-18 22:12
M2さん、
AE黎明期とは違い、既に定着し、次のステップへという時代ですからね。
評価測光やスポット測光でAEの不足を補う方法を提示できないなら、露出補正ダイヤルくらい付けておくべきだと思うわけです。
こういうのを見ると、所詮はマウントを変えてしまうことばかりに夢中になっていたんだろう、と哀しくなるんですね。

ところで、XDの巻上げレバーはゴムを押し当てて回すと●の部分はすぐに外せます。
内部では巻上げレバーの戻りのテンションとなるスプリングがレバーとレバー軸脇にかけられているのですが、この様子を確かめてみられてはいかがでしょう。
一度はずしてしまっても再度かけ直すのは容易です。
なお、トップカバーはいわゆる基盤や導線とはフリーになっていますので、取り外しもそう面倒ではありませんよ。
Commented at 2016-02-19 08:01
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by yy2828yy | 2016-02-17 23:00 | Film | Comments(6)