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鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

ブレてません..!?

予告通りに撮影を敢行。
ま、飽くまでも私の間違いで非は私にありましたが、撮影者とカメラの関係としては「互いの誤解が解けた」といった感があったと思うのです。
装填したフィルムは順調に進みました。
もちろん、24枚撮の尺による感触ともいえましょう。
でも、何処かに先を急がねばならぬような気持(抱えたフィルムの本数に対しての使用期限、多く控えている他のカメラたち...)があることは否めず、着々とという中にも幾分のそそくさした様子があったかも知れないと振り返っています。
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ブレてません..!?_e0101258_1124461.jpg
Konica IIIA/ Hexanon50mm 1:1.8
開放 1/10 Kodak GOLD100

「生きているファインダー」に「F1.8の大口径」というメリットが活きるような状況といえば...光量の少ない条件での撮影が先ず挙げられるでしょうか。
しかし、こんな時こそちょっとした操作がし易いか否かは大きく作用するもの。
これまでの私ならイヤになって放り出したくなっていたところですが、今回は違います。
「LVリングを引きながら絞りリングに爪を立てて回す」であってもできるとできないでは大違い...
...とはいえ、やっぱりちょっとした“気合い”は必要で、酔っているような時は止めた方が良さそうですね。

ただし、そんな結果としてお見せする今回のイメージは、いずれも、酔っていたわけでも、必死で絞りリングを弄った後で手が震えていたわけでもありません。
つまり「ブレたのは被写体の方です」と、<Konica IIIA>の名誉のためにも主張しておきたいのです。

いやいや、こんなイイワケは「結果オーライ」をもたらすデジタルの今には最早通用しませんね。
即ち、「ブレ補正」のお蔭でそもそもブレなどあり得ず、被写体ブレには感度を6400にして対応すべきなのです。
そうすれば済むのにしないヤツはタダのアホということでもあります。
だから私も、(被写体)ブレなどのことは全く意に介さぬようにして、ただ「雰囲気を出したかった」とだけいっておくべきなのでありましょう。
ブレてません..!?_e0101258_1121434.jpg
Konica IIIA/ Hexanon50mm 1:1.8
開放 1/10 Kodak GOLD100
Commented by harada at 2014-11-11 19:15 x
こんばんは。良い雰囲気ですね。
 私はブレやピンぼけも味わいであり、いえむしろ重要な表現だと思います。
 メニューの文字が読めなくてもなんら問題は無いでしょうし、実際、肉眼で夕暮れ時に見る光景はこのような印象であると思います。
 視力4.0もおありに(あった)お方なら肉眼でバッチリブレもなく見えていたかもしれませんが、、。もともと0.3前後の私にはこういう写真が心地良いというものです。
 
 記録に適した高性能のデジタル撮影より、見ているようで、よく覚えていないという「記憶」という感覚表現が写真に幅を持たせるような気がします。
Commented by yy2828yy at 2014-11-11 23:14
haradaさん、
かつてほどの視力がなくなった今、つくづく思うのは、よく見えるというのは細かな部分や遠くの問題に加えて、暗所での具合も大きいな、と。
で、今の私が知覚するのは、まさにこのイメージのような案配です。
でも、デジタルに限らず、オートで撮ると、もっともっと明るくされてしまうでしょうね。
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by yy2828yy | 2014-11-11 01:21 | Film | Comments(2)