2014年 08月 24日
夏休みの終りに...
(予告はしませんでしたが)前半はともかくも、後半はダラケた果てのサボりだと認めざるを得ない有様で、このままだと沈没してしまい兼ねません。
そろそろ...と重い腰を上げたという次第です。
日照時間が少ないとはいえ、紛うことなき夏はまだ続くようですが、またお付き合いをお願い申し上げます。
で、今回はその休み(とサボり)にキリを付けようとした昨日にやって来たモノをご紹介させていただくこととしました。
いや、なんだかとても嬉しいのです。
それでも「え、ただのフード?」とお感じになる方は少なくないはずです。
そもそも「100mmF2.8及び85mmF2用」の印があるフードを40mmに取り付けているのですから...。
尤も、この理由は「このフードが発売された時、40mmF2はまだ登場していなかった」からに過ぎませんが、通の方なら既にお分りのとおり、このフードの価値は純正メタル製であることに尽きます。
特にこのフードは初期に製造されたモノを除き、殆どがゴム製なのです。
少なくとも私が<OM-2N>を入手した1980年台初頭には既にゴム製になっていたし、以降30年に及ぶカメラ歴を振り返っても見掛けたことはありませんでした。
「あるらしい」という話だけで、取り分け真面目に探すこともなかったのが、ここになってポンと飛び込んできたというわけです。
改めて手許既存のゴム製と較べてみると、質感の良さはいわずもがなで、記された文字のカッコ良さも際立っています。
「フードはメタルの方がいい」としみじみ思うばかりです。
ご賛同いただける方も多いと想像できますが、ただ、ゴムや樹脂など他の材質に較べて都合のいいことばかりでないのも否めません。
私が最も怖れるのは、自体が頑丈な分、ぶつけたりした時にレンズにまでショックを直に伝えることでフィルター枠などを傷めてしまう危険性です。
よって、こうやって嬉しそうに撮影はしてみたものの、レンズ先端のフィルター枠が絞りリングを兼ねている<Zuiko40mmF2>で使うのは止めておこうと思っています。
結局このフードは次の3種類が製作されたようです。
・メタル製で「2.8/100 2/85」の文字付
・ゴム製で「2/85mm 2.8/100mm」の文字付
・40mmF2発売後のゴム製で「2/40mm 2/85mm 2.8/100mm」の文字付
まぁ、バリエーションとはいえ、カタチは同じなので、意味なくマニアックな話に過ぎませんね。
因みに、私はこれらのレンズに加え、50mm用にこのフードを流用しています。
専用よりも効果があるのはもちろんですが、「画面の蹴られ」に関しても個人的には大丈夫だと判断してのことです。
そして普段はOM40mm独自の構造によるダメージが気になって使わないw
コレはたぶん私も同じかと思います。
50mmの純正金属フードは立派で実用品としても良いのですが、効果としては弱めの印象があります。
このフードの流用は(格好もありますが)良さそうですね。
(そして滅多に手に入らない事がミソ)
中望遠系のフードが準広角のレンズに使えるという事は知りませんでした。
それにしても、40mmレンズにフードを付けた場合、絞りリングが回しにくそうですが、これはフードごと回すという事になるのでしょうか。
40mmは実物を知りませんのでこの様子を見る限り、言ってはいけないかもしれませんが「設計に無理があった?」 ような気が、、、。
そんな事より、フード有り無しで違う雰囲気を楽しめるものですね。
ゴムでもとりわけZuikoのやつはなかなかしっかりできていていいと思っています。
ただ、やはり見栄えは...グリーンの文字などが決まっているんですね。
50mm用の金属フードは、やはり35mmF2.8との共用という点で遠慮があるのでしょうか。
あのフードも好きなのですが、カシメ式のはネジが怖いですね...
いや、そんな遠慮をなさらずとも無理をしてでもこのサイズに、というわけでしょう。
そういう意味でも異色のレンズといえますね。
仰るとおりフードごと回します。
私はこれに不満を感じませんが、問題は鞄の中から出した時に決まって細大絞り値の位置になってしまっていること。
逆に開放位置なら困らないのですが....
これ以降、絞り位置も一定でなくなりました。
いわゆる超高級レンズの180F2、250F2、350F2.8の3本、そしてMacro90mmF2では、絞り位置がボディ寄りになっていますね。