鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

始動...

...といいながら、なかなか撮影が進みません。
先月の半ば過ぎから現在に至るまで、未だカウンターは5を過ぎた辺り。
もちろん、他にカメラはたくさんあるし、それならそれでいいともいえます。
ただ、そもそも始動までがかなり長くかかり、私も押っ取り刀といった感じでした。
そんな自身の構えが尾を引いているような気もして、ふと「長すぎた春」なんてことばも頭を過ります。
ワクワクすれば自ずとガツガツもするのではなかろうかとの気持に苛まれながら、「まぁ、こんな付き合い方があってもいい」と自らをいい聞かせては堂々巡り...



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...と今回ご紹介するのが、ご覧の<Petri35 F2>です。
で、私の繰言にも今しばらくお付き合いいただくことにしましょう。

さて、この頭出しをさせていただいたのは、昨年の10月でした。
ですから、わが手許にやってきたのもその少し前ということになります。
この時に部分出しをした4機種のうち、既に3機種についてはその正体を明かした上で紹介も済ませているのに、この機種だけが最後でしかもかなり遅れてしまったのには、相応の理由がありました。
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ご覧の通り、外装は経時の割に綺麗なもので、レンズもいい状態でした。
ところが玉に瑕といった部分がファインダーに見られ、これに手こずったわけです。
トップカバーは容易に開いたし、ファインダー光学系を清掃するのも簡単でした。
よって大部分はすぐにスッキリしたのですが、正面向かって右にあるフレームのガラス内部だけがどうにもなりません。
内部でもう一枚のガラスと合わさった間に溜っている汚れだと原因が判明しても、どちらかのガラスを外さないことには清掃は不可能なのです。
何か良い方法はないものかとぼんやりと考えている間に3ヶ月の日が流れ、季節は移り、年まで明けていたのであります。
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そんな折、一つのキッカケが一気にコトを解決へと導いてくれました。
先月中頃、「Nカメラ店」のご主人から「誕生日のプレゼント」ということで<Petri35 2.8>をいただいたのです。
このことで何故か無性に気が大きくなった私は、しばらく放置していた<F2>の方を引っ張り出し、徐にトップカバーを開いて問題の箇所のガラスの周りにアートナイフを挿し込み「エイヤ!」と。
抉じた箇所から接着が取れてガラスは上手い具合にペリッと外れてくれたではないですか。
まさに「案ずるよりも産むが易し」で、ファインダーは見違えるほどにスッキリし、剥がしたガラスを再度接着剤で固定するのも雑作ないことでした。

これに気を良くして勢い込んでフィルムを入れたのに、現状の有様は冒頭の通り。
本来なら撮り終えてからの機材紹介にするところを、敢えて尻に火を点ける意味も込めて、今回の紹介とさせていただいた次第です。
先ずは呆れるほどに愉快な各部の造形と仕掛けなどをご覧いただきたく...
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Commented by harurei at 2014-02-09 11:15
またしても格好良く美しいカメラ・・・
それに巻き上げクランクのかわいさといったら!
ロゴやパーツの配置のバランスは否の付け所もありません。
画像だけで見入ってしまうのだから、実機を前にしたらもう目が離せないだろうなぁ
Commented by yy2828yy at 2014-02-09 20:22
harureiさん、
この頃のカメラはスペックや構造としては似たようなモノが多いのですが、細部の拵えに個性が発揮されているようです。
特にこのPETRIは、細部の処理がとても愉しいのですよ。
もう一台のf2.8付のモノも面白いので、また別途ご覧いただこうと考えております。
それにはとにかく撮らないといけません。
by yy2828yy | 2014-02-07 21:54 | Film | Comments(2)