2013年 04月 20日
G.Zuiko 20mm F3.5
慣れ親しんだ画角だから...とはいえそうなものの、やっぱりそこは35mm判とは微妙に違うアスペクト比。
ただ、サッとファインダーを覗いた時、4/3の時によく感じた「え!ちょっと狭くないかな?」という感じはありません。
それもこれもデフォルトの構えでのフレーミングが縦位置となるハーフサイズならではのことであり、横位置に構えてフレームすれば微妙な物足りなさを覚えることはあります。
ま、これ以上に作用すると思われる低めのファインダー視野率のことを考えれば、さほど神経質になるほどのことはないでしょう。
f5.6 1/125 Kodak GOLD100
開放 1/60 Kodak GOLD100
f4 1/60 Kodak GOLD100
f4 1/60 Kodak GOLD100
同様に、想った以上に合わせにくいピントも、深めの被写界深度を信じ、より軀で撮る感覚で臨めばクリアできますが、20cmまで寄れるこのレンズの利点を活かそうとした時には注意を要します。
ご覧の通り写りは立派なものですが、逆光は元より光の強い被写体相手になると年代相応の“雰囲気”が表れます。
また、シャープはシャープでも、標準レンズよりは大雑把な写りをするような感を受けました。
ともかく、これが加わったことによって得られる安堵感は予想を遥かに超えるもので、このところのパートナーがほぼ<PEN-F>一辺倒であることからもお分かりいただけるでしょう。
そうそう、フードは八仙堂の広角用に換えたので、もう蹴られることはありません。
ただ、これもほんとうは純正でいきたいところなのですが...。
開放 1/30 Kodak GOLD100