2010年 05月 22日
目立たず、速やかに、そして確実に
「カメラで撮る」とするからこそ、少し昔なら肩身の狭かった行為も、携帯電話の一機能の活用によって既定事実化し、やがて当り前のように広まり、一定の社会認識を得たといえましょう。
ただ、この経緯を後押しした、
・小さな撮像素子と短い焦点距離のレンズ
・光学ファインダーを必要としない
・結果をすぐに確認できる
といったデジタルならではの様々な特性につくづく感じ入るばかりです。
いずれもお気に入りの店、『レストラン パブロ』にて・・
今さら苦労した話を列挙してもあまり意味はありませんが、やはりフィルムの時代ですから、今では考えられない問題が多重にありました。その中でも、最も気にかけて、だからこそ全ての問題の根本ともなったのが「外食の際にどうするか」ということでした。コトは至ってシンプルで、如何に目立たず、如何に速やかに、そして如何に確実に収めるか、なのですが。
ただ、25年の間に自身が得た最大の武器は、デジタルの進歩でも、社会的なモラルの変貌でもなく、徐々に蓄積されていったような図々しさなのかも知れません。
絞り優先AE: 開放
仰るように、バスク料理が多いですね。
バジリコのソースはバルセロナあたりでも結構食しました。
ま、ここはよく行っている顔なじみの店なので、平気でカメラを出しますが・・
人と食する場合、「ちょっと待って!」なんてやるのが愚かでイヤですね。