2009年 10月 15日
やぁ!
だからこそ、路の真ん中で踏ん張っている彼女とそのまま別れてしまっては、その後、ひょっとすると粗忽な自転車に轢き殺されるかもしれない、それでなくてもコンクリートの上では目立つので鳥に見付かってはひとたまりもない、などと余計なことを案じずにはいられないわけです。
近くの立木に移動させるべく彼女をそっと手のひらに乗せ、少し奥まった場所に放とうとしたら・・あれ、まぁ、既に先約が・・。ほぼ同じ大きさ、しかし緑色のオオカマキリが、こっちをしっかと睨み付けておりました。なんとも相手をしたくなるような・・ひとまず茶色の方の彼女を少し離れた叢に放し、すぐに戻ってみると、変らぬポーズでこっちを見遣っています。
生憎、バカチョンカメラしか持っていなかったのですが、せっかくの機会、ちょっとだけ遊んでもらいました。
さすがに背面液晶ファインダーに頼るしかない状況ですが、殆ど見えません。おまけにあまりにアバウトなAF・・かなり寄れるとはいえ、少し近すぎたようです(顔にジャスピン!ではありません)。こんな時、せめて距離目盛でも付いていれば、かなり安心できるのに・・。
とまれ、ほんの束の間でも、カマキリ君と戯れることができて、久しぶりにいい気分になれました。
絞り優先AE: 開放 -0.3EV
ちょっととぼけた表情とポーズが愛らしい。
最近会っていないので、うらやましかったりします。
私がもしM4/3を入手したら、やはりMFの(寄れる)広角レンズが欲しいです。
AFレンズのアバウトな距離指標では心もとないんですよね。
手を伸ばして撮れるという事自体は、
私にとって、場合によってありがたい特質だったりはするのです。
残念ながら、OMではそこのところが難しいので(^^;
そろそろカマキリ君たちの時季も終り・・という認識がありますが、
近年暖かいせいか、この個体もまだまだ元気そうでした。
しかし、久しぶりに虫を見つけると、なんだか血湧き肉躍る感覚が甦るようです。
この後、にわかに昔の超能力が戻り、あちこちに虫たちを見つけたとか見つけなかったとか・・
このAFはとろいし、何処に合うかが予測しにくいのです。