2009年 09月 19日
せめて、静かな夜を・・
街中といえる私の住処なのですが、それでも灯りを目指していろんな虫がやってきます。子供の頃なら狂喜乱舞したに違いないクワガタ虫も数度見かけました。尤も、これに関しては、どこかで飼育されているものが逃げ出したのではないかと、私は睨んでいるのですが。
最早秋という今、もうクワガタ虫は飛来しませんが、今回の主役はこいつです。
絞り優先AE: 開放 -0.3EV
絞り優先AE: 開放 -0.3EV
絞り優先AE: 開放 -0.3EV
絞り優先AE: 開放 -0.3EV
一般的には嫌われ者ではありますが、蛍光灯に透けるボディは美しい色だといえばいえると思います。別に触れなければ・・こうしてじっとして遠くの灯りを眺めているような姿を見ていると、なんだか擬人化してしまう自分をおかしく感じつつ・・クワガタの場合のように、どこかに逃がしてあげるということはさすがにできず、せめてと、敢えてこのカメラで撮ってみました。
絞り優先AE: 開放 -0.3EV
擬人化して見ずにはいられないですよ。
こういう背景なので、虫の生命の感触が直に伝わってくるようで。
照らす灯りも温かく感じます。
いささか甘すぎたかと少し恥ずかしい思いをしております。
敢えて換算35mm、しかもかなりの被写界深度があるレンズなので、
こんな具合に写り、まるで何かを考えているように見えます。
今も、外にいるようです。
しかし、見ようによっては同じ個体を追いかけているようにも見えますね。