2009年 09月 12日
There was not a cloud, but a pylon...《緊急TB企画発動!by m2_pictlog》
空に加えての電柱やら電線やらなら、よく阿呆のように上を向いては撮っているので、有り余るほどのストックもありますが、鉄塔となると・・街中だということもありましょうが、自宅の近所にはなかなか大きな鉄塔を見渡せるようなところがありません。
六甲山の山並みを撮ると、必ず写り込むのですが、ここはやっぱり蒼い空に抜けたものにしたいところ。いくつか記憶にある過去のイメージを探す余裕がここ数日なく(新撮はもっと無理ですし・・)、M2さんのところで、愉しそうなみなさんを拝見しながらも、少し猶予をいただいていた次第です。
F: 22mm プログラムAE -0.7EV
F: 18mm プログラムAE -0.7EV
イメージの鉄塔は、2年近く前の、播磨地方で見かけたものです。いや、鉄塔自体にはそれほど「男心が揺さぶられる」ような私ではないのですけど、こういう赤が入ったのはなかなか近くになく、手にしてまだ間もない<E-3>で臨みました。珍しく3つの焦点距離を使ってますね。
F: 11mm プログラムAE -0.7EV
自分の中で「こんな鉄塔の撮り方もあるんだ。やられたなぁ・・・」と
ありがとうございます。
私の視覚は「標準以下の画角」にあり、如何にその範囲で撮るか・・
というのが撮影の基本になります。
中望遠は、これが不可能だと判断した時に限られるといっていいでしょう。
かくしてこのときの鉄塔は、あぜ道の中に入り、真下に近い場所に入り込んで切り取りました。
ただ入り込める場所が限られていたため、それなりにズーミングして臨んだようです。
そう言われれば、こういう具合にキッチリと
塗装してあるものは少ないような気がします。
これと青空とが組み合わされば、、、
いえ、私にはここまでストイックに構図を取る事はできないでしょう。
日頃の追い込みがものを言うのだと思います。
いえいえ、どうで参加させていただくのなら、と改めて探したのですが、
結局、電柱は山ほどあっても、鉄塔となるとこれくらいしかありませんでした。
しかし、このイメージは<E-3>のOLYMPUSブルーを完全に認める気になった一つです。
<E-1>とは少し違えど、他の性能と合せて鑑みれば、メイン交代も止むなしと考えた次第です。