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鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

英国製信奉

昔から「英国製」という言葉に弱い私です。
幼少の頃のマッチボックス(レズニー社)のミニカーが恐らくは私のルーツなんじゃないかと想うのですが、その後もブリテンズ社のアニマルフィギュアからサンダーバード、シャーロック・ホームズ...と英国からの影響を受け続けて育ったことを振り返ります。
ただ、この頃は「Made in England」にとりわけ想いがあったわけではありませんでした。
そんな私が英国を強く意識するようになったのは、中学の頃からハマった第二次世界大戦の戦闘機<Supermatine Spitfire>に端を発します。
仲間内では兵器といえばドイツという風潮が強くイギリスはどちらかというと不人気でした。
自ずと発売されている国産製のプラモデルも種類が極端に少なかったものです。
しかし私はこの英国を救ったとされる優雅で美しい戦闘機の姿に惚れ込み、これを産み出した英国に憧れと敬意を持つようになりました。
恐らく私は、<Spitfire>そのもの以上に、道具としての機能や性能では多少ドイツに後れをとっても、結局は強かにそれに打ち勝ったという背景にロマンを感じたのでしょう。
かくして私の英国製信奉のようなモノが定着され、今日に至るようです。
ところがカメラに関しては、もともとあれこれ数を有することができないモノだったこともあり、実用的で身近なところからの選択に限られて展開するしかありませんでした。
尤も、その当時の私にはこの<Ensign Autorange 16-20>や<MICROCORD>の魅力など解することはできなかったでしょうが...。
さすがに30年という年月は、多くの物事を大きく変えるほどに長いものですね。
デジタル時代のお蔭もあって、大きく考え方が変わった私はまさに趣味的選択として、今、日本製を離れ、これまた敢てもう一つの定番ドイツをも逸れる悦びを得たのであります。
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Ensign Autorange 16-20/ Ross Xpres 75mm 1:3.5
f5.6 1/100 Kodak Ektar100
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by yy2828yy | 2017-08-26 10:15 | Film | Comments(0)