鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

粗雑の友

<NEOCA 35A>で24枚撮フィルム1本を撮り切るまでに起った問題は前回までに書いたことだけではありません。
ま、これは自身の調整不足かも知れませんが、途中で無限遠状態に二重像が合致していないことに気付いたのです。
さすがに見過ごすわけにもいかないので、いったんフィルムを巻戻し調整しました。
いや、こんなことをサラッと書けるほどの機械勘が私にあるわけがないことはみなさんもご承知の通りです。
ただ、このカメラの焦点合わせの構造が粗雑というか、いい意味でシンプルなので助かったといいましょうか。
しかも付属のレンズは前玉回転式で調整が楽だったのも幸いしたのでしょう。
要するに粗雑同士...意外にいい組合せということかも知れません。
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さて、(取り敢えずの)一件落着と、再びフィルムを装填。
「レンズキャップ+最大絞りに最高シャッター速+トイレの中」にて思しきコマ数までカウンターを進めて復帰と相成ったわけです。
凡そ十日間を経て、現像から上がったフィルムにはおかしな点もなく、こうやってご覧いただいております。
ただ、またしても解せないことがありました。
現像済のフィルムには前述の痕跡が全く認められなかったからです。
「撮りかけのフィルムを途中でいったん抜き、再度装填してコマ数まで送って撮る」というのは、貧乏学生の頃さんざんやったことです。
この際、いの一番にする最重要事は「カウンターが何コマ目を指しているかを確かめて覚えておく事」となります。
いうまでもなく、既に感光したカットを知り、守るためです。
次からの露光部は既に撮影された最後のカットに絶対に重なってはなりませんから、再装填後には一コマの無駄は覚悟の上で、カウンターが指していた数値よりも余分目にフィルムを送ることとなります。
この経緯が広めのコマ間や未露光のカットなどの痕跡となってネガ上に認められるのが普通なのです。
ところが<NEOCA 35A>によるネガにはおかしな余白はもとより、コマ間のバラツキすら認められませんでした。
「まるで天下のNikonの旗艦機じゃないか!」と喝采したいところですが、いや、何かが引っ掛かる...
...そう、一コマ分は余計に送った自身の記憶まではご破算にできませんから。
とはいえこの顛末、結局は「まさに粗雑同士」と嗤うしかないんでしょうね。
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NEOCA 35A/ NEOKOR Anastigmat 45mm 1:3.5
f5.6 1/300 FUJICOLOR100 記録用
by yy2828yy | 2017-07-30 09:07 | Film | Comments(0)