鞄の中身

自由:フィルムを月に一本使うの会「今月のイチマイ=01'17」

「自由」とは、本年第一回目のテーマとしてなかなか相応しいものに感じた次第です。
世界のあちこちで、ヒトがこれまでそれなりに築き上げてきたものが脅かされるこのところ、まさに時事的なお題ともいえましょう。
一方で、これを「フリー=なんでもいい」という風に捉えることもできそうですが、これもこれで年頭らしいお題かも知れません。
いずれにしろ、テーマ自体が大きいので、すんなりとは行かないと覚悟はしました。

節分を過ぎた頃、ぶらりと実家へ寄った時のことです。
その途上、ふと右頭上からの視線を感じました。
思しき方向を見遣った途端、春光に照らされた窓ガラスの反射がまともに眼に入りました。
一瞬目眩しに遭った眼を、なんとか凝らして再び見直すと...




...というのが、まさに出会したシーンです。
鬱陶しい春の気配を怨む私を見下ろしながら、空に溶け込んだ彼(彼女)は、なんとも拘りなく自由に感じられたのでした。
e0101258_22210959.jpg
OM-2N/ Zuiko85mm 1:2.0
f5.6 1/500 FUJICOLOR100 記録用
by yy2828yy | 2017-02-28 22:24 | Film | Comments(2)
Commented by a-path at 2017-03-02 00:32
こんばんは。
あの、何とも生ぬるい空気を感じ始めている時期に、気分の軽くなるような画をありがとうございます。 
一瞬不意を突かれてから絵だと思い直しても、反射のまぶしさと空の映り込みが相俟って、猫がまた生き生きとして見えてきます。
動き出しても不思議はない感じ…
窓枠の影も印象的ですね。
Commented by yy2828yy at 2017-03-02 22:39
a-pathさん、
ありがとうございます。
実はこれ、生きた猫なのです。
ただ、そうおっしゃっていただいてシメシメといったところで...
このシーンを切り取る際、一枚の絵を見上げるような感じで画面構成をしました。
よって、窓枠内での空と猫の明暗描写にかなり気を使って露出を決定した次第です。
それもこれも、このレンズの実力の賜物かと。