2016年 04月 02日
サクラモドキ?
何処にでもある珍しくもなんともない樹々が僅か一週間足らずで大きく様変わりするのには毎年驚かされることであります。
ところで、これに先駆けること10日くらいでしょうか、ここいらでは早咲きのサクラと思しき花によく出会します。
この花が実はサクラではなく、アーモンドだと私が知ったのは、かなり歳を喰ってからのことでした。
まぁ、いずれもバラ科で共に近しい種族なのに、サクラが主でその他は亜種のような扱いをしがちなわれわれなのではないでしょうか。
実際、楚々たるサクラに比して、花自体が少し大輪で蕊周辺の色合も濃い目のアーモンドは、ちょっとバタ臭い感が否めず、どうしても「サクラモドキ」とか「ニセザクラ」、はたまた「サクラダマシ」なんてイメージを抱いてしまうわけです。
それでも、彼方此方で身近にこの花を見られるのは神戸ならではの風物詩ともいえます。
この数日で撮ったサクラの前に、少しだけご覧いただくことにいたしました。
開放 1/1000 FUJICOLOR100 記録用
開放 1/500 FUJICOLOR100 記録用