2015年 02月 20日
デジタル機材近況
デジタルカメラの採用は、写真好きの間でもかなり早かったと自認するのですが、こんな風に尋ねられるようになってかれこれ5年になるでしょうか。
そのたびにいい加減辟易しながらも、
「あんたみたいに不細工な機材なら、殺されても人前では使わないけど」
という悪態を胸に秘め、ただニコニコしているわけです。
尤も、ここをご覧いただいている方には、こんなことは百もご承知いただいていて、むしろ、「で、実際のところ、最近どうなのよ?」といったところかも知れません。
いや、実際ちょっとした大事がありましたもので...
キムタク君こと<Nikon1 V1>がやってきて、早いもので2年余り。
この間には数度の出動はあったものの、愛機のポートレート撮影が専らの役割でした。
そもそも、もうデジタル機材であれこれ考えるのはヤメにするという目的で到達した選択です。
ですから、レンズも後にも先にもオマケの1本付けっきり。
ところが、にわかにこんなアンバランスなモノが加わってしまったのであります。
先だって弟に逢ったおり、プレゼントされたものです。
なんでも、某カメラ店の在庫処分で<Nikon1 J3 Red>ダブルズームキットとやらが、諭吉さん1枚少々で売り出されており、飛びついたとのこと。
かくして「アンバランスだけどレンズあげるよ」となり、引き受けてきたわけですが、こんなちょっとしたラッキーに乗じて私にはそれなりに目論みがありました。
愛機ポートレートを撮る際には、付きっきりの<10-30mm>の24mm以上の焦点距離を使うことがほとんどですが、それでも近付けば近付くほど歪みを感じるようになります。
やはりいくら画角が中望遠相当になるといっても30mmは30mm、せめて50mm以上の焦点距離は必要なのかも知れません。
その点、このズームなら相応に対応できるのではないかと考えたのです。
で、早速“伯爵夫人”撮影でデビューさせたところ...今後もいろいろ活用できそうだと判断しました。
この有様は立派に「ほんまに、死んでも人前ではよう使いまへんわ」という域にありますが。
とにかく最近のズームレンズ性能がよいのでしょうが、伸ばしたところなんか気持ち悪い感じがします。昔の高倍率コンパクトみたいに、赤面してしまいますね。
東の方ではカメラショーみたいなことをやっているそうなので、一応話題にしてみました。
いや、しかし、ほんとうにかっこ悪いでしょう?
これは縮めた状態ですが、でも、これでは撮れないのです。
で、28mm相当をこれよりも長くなった状態で使うわけですから、異様であり異常だと思うのですよ。
ブツブツと言われながらも使う分はきっちり使われているのが分かる画像、、というかこだわりのストラップですね。
V1は嫌いではないデジカメでしたが、「なにもさせてもらえない」のが辛くて手を出さずに済んだ印象が残っています。
任せる、のは良いのです。任せろ、は少々辛い。
まぁ、割り切れてないのです(^^;
自分で操作する一番の目的は、私の場合絞りのコントロールであり、露出の補正だと思います。
で、この内絞りに関しては、撮像素子がm4/3以上の大きさでないと、一般的な状況とレンズでは、殆ど意味を成しません。
で、これに落ち着かせたわけです。
ま、現在の使い方ではこれでええか、という感じですね。
ストラップは同梱のものですが、もちろん使いこなしには一番気を使っています。
というか、それに応じられる同梱ストラップというのは有難いと。