2014年 11月 21日
軽快で重厚
私の意味したところは、飽くまでも「これっきりに徹する(しかない)」上での気持の問題ですが、<Lord-5D>のコンパクトさがもたらす軽快感は私を一層後押ししてくれるようです。
ただそれでも、軽くするよりも丈夫にすることに注力をしたと想われる当時のカメラ、持てば掌にズッシリ、重厚感すら伝わるほど...。
で、参考までに数値を引っ張ってみたところ、重量約720gの<Lord-5D>に対する<OM-2N>+<Zuiko40mmF2>の重量が約660gという、私にも意外な結果となったのであります。
まぁ、OMですら僅かながらも樹脂が用いられているのに、<Lord-5D>には全く使われていませんから、尤もだともいえるでしょう。
その分、凝縮感と高級感がもたらされているというわけですね。
f4 1/500 Kodak GOLD100
f8 1/250 Kodak GOLD100
まして樹脂類の弱さを体験したきた身としては、手を入れ使い続けている金属類の息の長さは、、、。
二枚目、まるで壁画のような影を投げる大きな樹の存在感が凄い。
結局、標準レンズというのはどういうことかが分るようですね。
別に型に嵌める意味ではなく、帰るべく基準があるのはいいと私は考えるのです。
いわゆる樅の木というのでしょうか、仰るとおりとても大きな樹です。
敢えて写ったまま、コントラストは弄らずに済ませたつもりです。