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鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

釣り合い

女性的優美さを有するOMヒトケタ機に対して、無骨で男っぽい印象があるフタケタ機。
就中<OM40>はそのイメージが強く、ひいては、ワル(良くない意味ではなく、Formidableといえばいいでしょうか)を想わせるのです。
ブラックボディだけしか用意されなかったという事情もありましょうが、大きくて平たく感じられるペンタカバー部のデザインがその最大要因だと見ています。
さて、そんな<OM40>に<Zuiko200mmF5>を付けてみました。
如何に小型軽量でも<OM-1>や<OM-2N>に付けるとそのインパクトが弱まってしまうこのレンズも、フタケタ機ではまた違って見えるだろうというご指摘をこちらから受けてのことです。
果して...なるほどと大いに納得しつつも、今度は「ボディに対してレンズデザインの品が良過ぎる」と。
釣り合い_e0101258_21522016.jpg




釣り合い_e0101258_23194247.jpg
OM40/ Zuiko200mm 1:5.0
開放 Program Auto +1EV ILFORD XR2 super400

釣り合い_e0101258_23185839.jpg
OM40/ Zuiko200mm 1:5.0
開放 Program Auto +1EV ILFORD XR2 super400

釣り合い_e0101258_23184450.jpg
OM40/ Zuiko200mm 1:5.0
開放 1/125 ILFORD XR2 super400
Commented by M2_pict at 2014-10-08 20:41
OMのレンズ(除くAF...)は、その繊細かつ均整の取れた意匠が、描写や小型軽量といったスペックと並ぶ魅力のひとつです(断定)。
相応なモダンさを狙った二桁シリーズとは、微妙にズレがあるのも仕方なしかと思っています。
他を見渡せば、、、です。

モノクロ、楽しまれているように拝見できます(^^
Commented by harada at 2014-10-09 00:49 x
Formidableとは、語彙の少ない小生には難解であります。身丈に合うような例えとしては「ユニーク」ぐらいでしょうか。まぁ比類のない?ぐらいの事かと思いますが、比類が無いと言えば、どの機種もそうであって、はたしてOM40とOM1なら、どちらが比類がないかと言えば、両者とも比類が無いといわざるをえません。どちらもユニークな存在。
 両者ユニークな存在なのに、OM-1系が突出したユニークさを持っていると感じるのはなぜでしょうか。
 会社の子に「父がF3を持っている」という子がおりまして、そのカメラは熊みたいですと言うのです。F3が熊ですよ。あれほどカメラらしいF3が熊ですって。それはともかく、OM-1系の形態はサイズ、形、機能、造りの良さ、操作性、重量、潔さ、フィーリング、どれもグットですが、なんとなく脆弱さを漂わせている哀愁があるような気がします。
 10〜40などの見た目のF3にも迫る頑丈さは逞しいのですが、それは愛すべきポイントではありません。愛すべきは「なんとなく脆弱さを漂わせる、、、」というポイントですね。
Commented by yy2828yy at 2014-10-10 07:41
M2さん、
OM-1と同時に登場した200mmF5が、二桁シリーズはおろか、OM10に付けて使われるなど、流石に想定されてはいなかったでしょう。
ま、今日当たり前のように付けて使っているというところにシステムとしての懐の深さを思うわけです。
ところで、名称の数字の桁だけにとどまらぬハイフンのあるなしにはどのような意図があるんでしょうね。
私的にはシステムの中での位置づけ、はたまたシステムとの関連性の差異を付けているのだと見ています。
Commented by yy2828yy at 2014-10-10 07:46
haradaさん、
フォーミダブルというのは、手強い感じといいましょうか。
飽くまでも触らずに見ただけの印象の話ですが。
そして、その対極にあるのは、まさにOM1,2の華奢な感じであります。
今日、しっかり拵えられていて、壊れにくいのはどっちの方かを知る人は知っているのですが。
ま、黒くてデカイだけのNikonとは、ガキの頃私も思っておりましたので…恥ずかしい限りです。
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by yy2828yy | 2014-10-03 23:28 | Film | Comments(4)