鞄の中身

ZUIKO MC AUTO-T 1:5 f=200mm

先週、“頭出し”をさせていただいた<Zuiko200mm F5>ですが、<PEN-F>に取り付けて画角を狭めての使用例をご覧いただきました。
ただ、同じOLYMPUS製とはいえ、OM用レンズをアダプターを介して他のシステムで先に使用するというのは、少なくとも私としてはあり得ない話だと思っています。
実のところ、これは今回も例外ではありませんでした。
<Zuiko200mm F5>による初撮り自体は、ごく普通にOMで行ったのです。
即ち、先だっての<PEN-F>によるイメージはその後に撮影されたものということになります。
ただ、フィルムの終了、そして現像が先んじたため、ここでのお披露目も先になったというだけのことなのです。
とりわけ使用期限を少しオーバーしてしまった<Kodak GOLD100>が未だあれこれのカメラに入っている状況では...というのを一連のイイワケとさせていただきたく...まぁ、デジタルでは通用しないでしょうけど。
ともかく今回は仕切り直しの意味も含め、改めてこの望遠レンズをご紹介いたします。



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とてもコンパクトなレンズなのですが、OMに付けただけの状態をご覧いただいてもさほど伝わらないかも知れないので、他のレンズ幾つかと並べたイメージも併せてご覧ください。
形状としては、まさに上位の<200mmF4>と同じ。
二回りほど小さくした感じで並べるとコンパクトさが際立ちます。
絞りリングから先がかなり長めのスタイルで、この部分がフードの長さにもなるので、かなり効き目はありそうです。
200mmという焦点距離では、自ずと鏡胴の長さも相応のものとなりますが、それでもコンパクトさで名を馳せた2倍ズーム<Zoom75-150mmF4>よりも全長は短く収まっています。
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そして驚くべきはフィルター径が49mmだということです。
かつて「21mmから200mmまでのフィルター径は49mm」と謳ったOM-SYSTEMを代表する...否、象徴的存在といってもオーバーではないでしょう。
そこで、ちょっと気の毒かも知れませんが、敢えて小型の望遠系レンズ<100mmF2.8><135mmF3.5>とも並べてみたのでご覧下さい。
充分健闘してはいないでしょうか。
特に私の場合、フードは付けっぱなしにしているので、携行する際の嵩張り具合では<Zuiko100mmF2.8>との差もさほどのものでもなくなるわけです。

なお、<135mmF3.5>を入手した時と同様に、フィルター枠部及び絞りリング淵に銀線のある前期型は避け、後期型を探しました。
ただ、135mmの方と違い、こちらの方は前玉枠の名板にMCの表示があり、マルチコーティングされていることがうかがえます。
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以上、「紹介する」といいながら、外観的なことに終始してしまいました。
まぁ、撮影結果はまたおいおいご覧いただくことにして、最後に<PEN-F>との組合わせもご覧いただきましょう。
換算300mm弱がこの大きさ...といえば、まるで現・110相当フォーマットのシステムが喧伝していることを思い起させますね。
でも、「専用ならアダプター部がなくなる...」なんて、自らがもしも...の想像に遊ぶのは禁じ得ないのです。
しかしながら、現実に戻って一つの事実を明かすと…この状態で<PEN-F>のファインダーを覗けば、派手にミラー切れしていることに気付かされるのであります。
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by yy2828yy | 2014-09-22 22:54 | Film | Comments(6)
Commented by harada at 2014-09-23 03:02 x
こんばんは。
 ご披露を楽しみにしておりました。
 いまだに現物を見た事がないので、こちらのOMボディ装着写真でおよその感じはわかりました。
 改めて思いますが、OM1,2系ボディが小さく見えるため、レンズ自体の小ささを目立たなくしている感じがします。
 なにしろ、標準レンズですらレンズの方が大きく見えるのですからね。
 頭の四角い3.4系、10系装着ならもっとレンズが小さく見えるのではないでしょうか。
 
 こちらに、サイズがこのレンズと同じようになるのタクマー150mm F4があります。49ミリ枠です。ヘリコイド繰り出した状態で同レンズとほぼ同じ寸法のようです。もっとも、ピントリングにゴムが無いボディですからさらに細身に見えますが、さほど差は無いかと思われます。
 このサイズならワインダーグリップがなくてもバランス悪いという事はなさそうですね。
 うーん、MCでなくてもいいから買おう、、、かな。
Commented by karts2 at 2014-09-23 17:29
こんにちは
機材を大事に扱ってらっしゃるのが良くわかります。カメラのレンズも手入れが行き届いていてすごく綺麗ですね。小ぶりなはずのペンが200mmのレンズをつけると迫力がありますね。又、ブラックペイントが粋です。
Commented by M2_pict at 2014-09-24 07:45
ゴロゴロとまたまぁ(^^
「ミラー切れ、、、」ここらの反省もあってOMでは特大のミラーボックスが設計されたのかもしれませんね。
しかし、本当にOMの49mmシリーズは秀逸だと思います。
それだけに、55mmの方は差別化を意識したのだとも。
Commented by yy2828yy at 2014-09-25 02:27
haradaさん、
なかなか格好はいいレンズなのですが、OMに限らず、長いレンズが素のボディに付く姿というのは、なんだか...
でも、モータードライブを付ければカッコいいと想えるのは、やっぱり自身の年代もあるのでしょうか。
とまれ、haradaさんなら間違いなくお気に召すんじゃないでしょうか。

アルミ削り出しのピントリング...修理部品のことが案じられる今となっては、レンズもその方がいいですね。
Commented by yy2828yy at 2014-09-25 02:29
karts2さん、
いやぁ、お恥ずかしい。
なんせ、人よりもカメラの方を大事にするという人でなしですから...
でも、お褒めいただき嬉しく思います。
自身の行為にというよりも、これらの機材がきれいだと褒められるのが心地よい...ビョーキでしょうか?
Commented by yy2828yy at 2014-09-25 02:34
M2さん、
いや、仰るとおりで...
ゴロゴロ感はこうやってレンズが並んで寝転がっているという意味ですよね?
49mmのフィルターに関しては同様に想うのですが、55mmの高級路線には一つだけ引っ掛かりを覚えるのです。
それは最愛の1本、28mmF2です。
ご案内の通り、21、24、まで55mmはいいにしても、28を飛ばして35がまた55mmというのは...。
かの松田二三男氏のたっての要望があったからでしょうか。