2013年 10月 15日
Lord Bless Me
そして今回は、ようやくフィルムの1本が終りましたので、そのご報告です。
ただ、前回の<Konica IIIA>によるモノではないことをお断りしておかねばなりません。
いや、まぁ、能書きはさておき、とにかくご覧いただきたく...
f4 1/500 Kodak GOLD100
次回以降もいろいろご覧いただくつもりですが、相応に抱いていた期待を超える結果に些か興奮しております。
50年以上も前のレンズを些か怪しい状態で(この訳については今後の機材紹介にてお話しいたします)使用することになったにも関わらず、逆光でも破綻は感じられません。
また、旧さを感じさせないといいましょうか、スッキリと華やかめの発色には素直に嬉しさを覚えました。
開放 1/10 Kodak GOLD100
何よりも暗部が潰れずトーンがとても豊かです。
夜景もさることながら、試すつもりで撮った曇天の遠景のカットをスキャンした時、思わずニンマリ。
のっけから白状してしまうと、実は予告編での4機種の中で私が最も気に入ったのがこの<Lord-5D>なのです。
他機種のカウンターが未だ半分にも達しないうちに、サッサとフィルム1本を撮り切ったという事実もその証といえましょう。
次回は、恐らく聞き慣れない方も少なくないであろうこのカメラについてご紹介させていただきますが、ともかく、少なくとも拙blogで5Dといえば、品格の欠片すら感じられない某社の一眼レフのことではないと申し上げておくことにいたします。
f5.6 1/100 Kodak GOLD100
私の予想ですが、レンズもさることながら、暗箱部も良いのではと思って、ネットで検索しましたところ、やはり内部反射が少ないと記してある記事がありました。
レンズ部とカメラ側のベストマッチだったのかもしれませんね。
このカメラの頃は白黒フィルムがほとんどでしたでしょうし、真価が発揮できるとしたらネオパンFとかの超微粒子フィルムぐらいだったかもしれませんね。
今だから良質のカラーフィルムで真価が引き出せるという事でしょうか。
ありがとうございます。
ただ今、ちょっとメロメロ状態です。
付いているレンズの性能とともに、焦点距離がいいのですね。
この手のカメラには最適の頃合かと思います。
なんせフィルムカッターなんて恐ろしいモノが付いているカメラです。
仰せの通り、九分九厘モノクロフィルムでの使用が想定されているのでしょうね。
ところがどっこい、今にしてこの色合でもあります。
日頃少しクスみ気味のZuikoの色合に慣れているのでなおさらでもあります。