2012年 12月 31日
My photo of the year '12
だから、その道具たるカメラがどんなに気に入らなく変わろうが、たとえそれが退化といえるようなものであっても、機材に無関心であってはならないとは心得ています。
よって、毎年恒例となった大晦日のこのエントリーには、出来得る限りデジタルで得たモノを取り上げるつもりで、過去もそうして参りました。
とはいっても、今年の場合、「果たしてデジタルで何カット撮ったか?」というような状態でした。
ただ、少ない分、強く印象にも残ったことはあったようです。
その一つは、自ら素直に驚き愉しんだという点でも、今までで数指に入ることだったといえます。
<iPhone 5>とともににわかに身近になったパノラマ撮影(というより画面生成)がそれでした。
何よりも、この商店街を“掴む”のは、カメラを手にして以来、私の一つの目標だったのです。
これでもって目標を達したとはとてもいえませんが、大きく踏み込めた実感を持ったのは確かです。
デジタルによる「特殊処理」にはすぐに飽きてしまったものの、この経験を忘れることはないでしょう。