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鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

銀過ぎて真珠‥

カメラは目立たなくあるべきだとする私は、実用面ではブラックの方がいいと考えます。
よって<OM-1>や<OM-2N>でも、出番はブラックの方に回ってきて、クロームの方は殆ど防湿庫内となるわけです。
<PEN-F>に関しては、ブラック仕様がないので仕方がないのですが、何時かは状態のいいのをもう一台入手し、さる処でブラックペイントを施してもらおうと企んでいたりします。

といって、決してクロームがイヤなわけでもありません。
OMの場合、クロームボディの方が「理知的ないいオンナ」といった風情だと思うくらいです。
また、今の時期などはより涼しげに見えていいとも感じます。
銀過ぎて真珠‥_e0101258_11553970.jpg




銀過ぎて真珠‥_e0101258_20192398.jpg
OM-2N/ Zuiko28mm 1:2.0
f16 Auto +0.7EV Kodak ProFoto XL100

実質面でも、この処の酷暑には熱を吸収するブラックよりも断然クロームがいいでしょう。
かつて柳沢信氏が<OM-3 Safari>として上下カバーをホワイトに塗装したボディを使われたように、また、サンニッパの高級レンズ筐体がホワイトなのも、熱問題が無視できないことを示しています。
私の場合、さほど過酷な状況で撮ることはないにしても、クロームのボディだと持っている時の手へのベタ付き感からかなり解放されるのは確かです。
そんなわけで、ほんとうに久しぶりに<OM-2N>のクロームボディを使っているこの頃です。
最近のエントリーも全て“彼女”によるものですが、「単なるクロームの1つ」ではなく、30余年前、私が生まれて初めて所持した記念すべきカメラが“彼女”なのです。
もちろん、ボディもまだまだしっかりしているし、各機構も頗る快調。
願わくば、私が耄碌するまでかくの如くあり続けて欲しいものです。
銀過ぎて真珠‥_e0101258_20191029.jpg
OM-2N/ Zuiko28mm 1:2.0
f8 Auto +1.3EV Kodak ProFoto XL100
Commented by M2_pict at 2012-08-03 09:43
クロームボディは厳禁なんです。
ボディがいっぱいあるように見えてしまうじゃないですか!(笑
とか言いつつ、PEN-S3.5の小さなクロムボディをスリスリしていると、いけないムシが騒ぎ出すので困ります。

1枚目、瓦の上にいる小さな妖精(?)が素敵すぎて、夢に出てきそうです。
Commented by yy2828yy at 2012-08-04 20:31
M2さん、
膨張色の白系‥確かに私の嫌うC社のシェアが高いわけです!
>PEN-S3.5の小さなクロムボディをスリスリ‥
私のコレクションに欠けているのが、これとオリジナルのPENですね‥うーん、見てるんですけどね、高いんですね。
これまた仰るようにクローム(金属に限る!)ボディの梨地は涼感すらもたらす‥といえば大袈裟でしょうか。

ご指摘の1枚目、実は私も「何か虫がいる!」とソッと近寄ったのです。
ところが‥正体は瓦を固定させる針金。
それがこの部分だけほつれたようになって飛び出していたというわけです。
こんなモノ撮るか?でしょうが、袖触れ合うも多生の縁。
その割には影の構成にあざとくなり過ぎましたね。
Commented by santaro at 2012-08-23 20:19 x
お久しぶりです。しばらくぶりに拝見させていただきました。
文中にPENの話が出ていましたので思わず書込みさせていただきました。

実は知人からPENを頂いたのですが、鍍金も禿げかかったボロボロの状態でしたので、いっその事と思い鍍金をはがしてブラック塗装にしようかと計画中です。
Commented by yy2828yy at 2012-08-23 20:46
santaroさん、
こちらこそ、ご無沙汰しております。
忘れずにご覧いただけて嬉しいです。

私の場合、レンズの問題さえ解決すればOM以上の出番となる可能性があるカメラが<PEN-F>です。
ただ、ブラックボディとなると<PEN-FT>しかないのが残念です。
これまたレンズの問題さえ解決すれば、もう1台入手して焼付塗装を依頼するのですが‥
因みに「レンズの問題」とは換算28mm相当の<20mmF3.5>を手に入れることです。

是非、「その後」のことについて、またお聞かせ下さいな。
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by yy2828yy | 2012-08-02 20:26 | Film | Comments(4)