鞄の中身

年始

店が開いている、開いていないは、もちろん賑やかさの重要な要素ですが、正月には年末のキラキラした感じとは違う、ある種の淋しさのようなものを子供の頃から抱いてきました。
ただ、単なる淋しさといった感覚とは明らかに違います。
この不思議な印象は、キリッとしたケジメを伴う厳粛さがもたらすことをオトナになって理解できたような気がします。

OM-1/ Zuiko28mm 1:2.0
f4 1/250 Kodak ProFoto XL100

OM-1/ Zuiko28mm 1:2.0
f4 1/15 Kodak ProFoto XL100

日本人にとって、正月とは単に年が変わる区切り以上の大きな意味があり、よって「お祭り」たり得ないのだと。
バックボーンなしに一つの祭りとして受け入れたクリスマスが、日本の年末を華やかに彩るようになったとしても、正月の厳粛さはおいそれとは消してしまえないのです。
降ろされたシャッターとともに眼にする注連飾りや門松はもとより、年末年始を伝えるポスターなど(そこに記された文言)にもそんな思いを強くします。
近くの商店街も、今日明日からほぼ平常通りといったところですが、まだあちこちに残っている正月を示すさまざまな徴に、心なしかシンとする日々がもう少しは続くことでしょう。

いよいよKodakが‥、如何なるカメラメーカーのことよりも大事であり、大変なこと。
なんとかならぬものか、否、なんとかしないとなりません。
「まだFUJIがある」は「もうFUJIもやめる」とほぼ同意なのだと。
もちろん、全てはフィルムのために、であります。
OM-1/ Zuiko28mm 1:2.0
f4 1/8 Kodak ProFoto XL100
by yy2828yy | 2012-01-05 21:46 | Film | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://omac.exblog.jp/tb/17173800
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by a-path at 2012-01-07 14:29
こんにちは。 今年もよろしくお願い致します。
ご挨拶が遅れてしまいました。

仰る淋しさを伴う厳粛さの持つ不思議な心地よさ。
3枚のお写真からも、それが、穏やかな光と相俟って伝わってきます。
2枚目のミラーの中と3枚目の奥の明るみが、それぞれの画面の細部のもろもろの味わいを増していますね。
シャッターに1枚だけ貼られたポスターも… 何ともいえず効いています。
今年も楽しみにお邪魔させて頂きます。
Commented by yy2828yy at 2012-01-07 20:03
a-pathさん、
こちらこそ、旧年中はお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

いずれも近くの市場及びその周辺で撮ったモノです。
開いていても、閉まっていても絵になるモノはそこそこあります。
この市場のお蔭でここいらはケジメがあるように思います。
年末と年始では文句は違っても同じモノを売っているスーパーばかりでは‥
物事にケジメがないと感動もなくなるというものです。
名前 :
URL :
削除用パスワード