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鞄の中身 かばん の なかみ : 出かける時は、どうも手ぶらじゃダメ…そんな私の鞄には…?

夜の蝉

雲はあったものの、スカッとした空が綺麗な一日となりました。
この夏中悩まされている高い湿気も、今日だけはなりをひそめていて、気温の割に心地よさをもたらしてくれたようです。
このまますんなり秋にまっしぐら…そう上手く行くなどとは考えてはいませんが、差し当たってはそんな猜疑心は横に置いて一息つこう…この私が思ったくらいですから。
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それでも一気に高くなった空の下を歩いていると、セミの声がメッキリ減ったことに気付きます。
尤も、先ほどは街灯の元で宵っ張りのアブラゼミが鳴いていましたが…。
オカメコオロギとの合奏というのがなんともオツで…それらを耳にしながら、一夏、一秋を思います。
たとえ彼らにとって好ましい気温の日々が長く続いたところで、それによって彼らの寿命が極端に延びるわけでもありません。
なんだかんだといいながらも、ノホホンとしていられる自身が恥ずかしく感じられます。
夜の蝉_e0101258_2130852.jpg
OM-2N/ Zuiko28mm 1:2.0
開放 1/8 Kodak ProFoto XL100

Commented by karts2 at 2011-09-07 06:10
おはようございます。
セミの大合唱がめっきり少なくなりましたね。
所々に一生をまっとうしたセミの亡骸を目にします。
なんだかんだ言いながら、季節は確実に動いているんですね。
Commented by M2_pict at 2011-09-07 12:59
夜鳴く蝉の声というのは、なんとも寂しそうというか心細そうというか、仲間と共鳴し合えない為か、片手落ち的不安定さを感じます。

背景の女性のボケ具合が絵画的で、手前の蝉の亡骸とショーケースというミスマッチのリアリティtの対比が面白いです。
Commented by yy2828yy at 2011-09-08 05:45
kartsさん、
空が大きく変わりましたね。
台風が濁った空を吹き飛ばしてくれたのは確かなことだと思います。
ただ、必ずぶり返しがあると、未だに気が抜けない私です。
Commented by yy2828yy at 2011-09-08 05:50
M2さん、
さすがにクマゼミは遠慮深いというか、身の程を弁えているのでしょう。
彼らが夜に鳴くことはありません。
もし、彼らがそれをやってくれたら、節電効果はすごいものに…?

なんでこんなところで死んでしまったのか。
こんなところですから、長い間放置されることはないでしょうが…。
カメラを出すには憚られる場所でしたが、ソッと撮らずにはいられませんでした。
白でまとめるのにちょうどいい女性が通ったので一枚。
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by yy2828yy | 2011-09-06 21:36 | Film | Comments(4)