2011年 01月 31日
Don't Disturb This Groove...
それでも、よりヘビーデューティーな感のある機械式シャッター機<OM-1>を持って歩けば、悴む掌の中の存在は一層頼もしく思えるものです。
ニヤニヤしてしまいそうになる顔を敢えてこわばらせるのに苦労しながらも、こんな勝手な思い込みを秘かに愉しむことで、雪が訪れぬ口惜しさをやり過ごしているわけですが、いずれにせよ至福の時であることに偽りはありません。
特に前期型の<OM-1>が一緒だと、巻上げ感が軽快でスムーズな分、いざ撮るとなった段には自身がよりリズミカルになれる気がします。
開放 1/15 Solaris200
f4 1/30 Ektar100
開放 1/30 Solaris200
私の場合は初期型OM-4のバッテリートラブルにやられまくった過去がトラウマで、その反動もあって、OM-1の安心感には特別なものを感じています。
ファインダーやマルチスポットの快感といったものはさすがにOM-4なのですけど、確実な動作と、その積み重ねによる信頼関係の愉しさと言ったら、、、。
無国籍感が漂う3枚、手慣れた道具たちからの素敵なカットです。
<OM-4>はとてもいいカメラで大好きなのですが、ダイレクト感というか、心身との一体感という点では<OM-1><OM-2>に及びません。
そんなところが、どうしても出番の方に影響しているように思います。
ただ、雪が降ったら、また状況は変わるかも知れませんし…そんな意味でも降って貰わないと困りますね。
尤も、要らぬことをして壊れたら困りますねぇ。
そんなこともあり、やっぱり数は多く持っておきたいものです。