2010年 12月 26日
寒空
「週末から来週にかけては寒波が来て、ホワイトクリスマスも期待できるかもしれません」
なぁんて、実に罪作りなことを天気予報では繰り返しいっていましたが、もちろん真に受ける私ではありません。
「雪が降るかなぁ」などという周囲に、「そんなもん、降るか!今まであったためしなんてないやろ」
と、そう望む度合いにおいて、おいそれと他人に負けないはずだという自負を抱きながら悪態を吐いておりました。
案の定、思わせぶりな風にちらついただけでした。
「クリスマスに雪」だなんて、現実には起こらない歌の世界のことなのです。
F: 95mm 絞り優先AE: 開放 -0.3EV
尤も、その代わりにといってはなんですが、気温は少し下がっていい感じになりました。
夕方、我が家の西側に見える空も何時もよりは荒々しく、少しドラマティックですらあります。
久しぶりにデジタルを…と<E-3>を引っ張り出し、触るだけで哀しくなるような安物ズーム<ZD40-150mm>を付け、お手軽に撮ってみました。
手にずっしりと伝わる存在感とは裏腹に、シャッターを切る度に「かくも味気ないものだったか」との思いが堆積していくことに戸惑いを感じながら。
F: 150mm 絞り優先AE: 開放 -0.3EV