2010年 09月 19日
Danger Zone
<E-5>が出たからというわけではないですが、今まで共に歩いた道を想い起こすためです。
私が何故マネシタの製品を使わないかというのは、世間一般的には単なる短絡だと笑われるような気持かもしれませんが、自身としては甘受できないそんな気持の集積というものがあります。
かくして、その製品を持っている自身の姿を見ることを“もう一人の自分”が許してくれないのです。
このままでは短絡的な行動に出てしまいそうになるのを抑えるためには、今までのことを確と想い出し、愛しく感じなければなりません。
F: 14mm 絞り優先AE: 開放 -0.3EV
Danger Zone に突入している心境。
目紛しく移り行く景色の中で、どうターゲットを捉えましょう。
こちらは三宮辺りの高架下でしょうか?落書きがアートしていますね。
半分冗談でいった、デジタルは<iPhone 4>でいい、というのが、にわかに現実味を帯びてきたりして…
別にデジタルデーターが必要なわけでもなし、現にフィルムが中心に戻ってきている中で、大して困らないんですね。
この世から光学ファインダーがなくなったら…だけど、その時こそ、OLYMPUS以外の何のしがらみもないメーカーのものをゆっくり漁ればいいんでしょう。
私は新しいデジカメを買うことも,今のデジカメを売る気もありません。道具は現状維持で撮るだけ!!
富士のノスタルジックなカメラなんかで喜びません。子供騙しもいいとこ。
また、E-5とZUIKO DIGITALで作るシステムの完成を夢見て、少しずつ進んでいこうと思います。
色々思うことはありますが、とりあえず真っ直ぐ進んでみます。
悟ったつもりではあるのですが、こういうものは「毒を食らわば皿まで」かとも思うわけです。
だからこそ今まで付き合ってきたつもりなのですが、その姿勢はある意味毒を食らわないようにしていたのかも知れません。
その点で、一番ぶっ飛んでいく可能性があるのは、組み込まれたカメラ、つまり<iPhone>だというわけです。
私の場合、分かったつもりでやけくそという面もありそうで、こんな逡巡はまだまだ続くんでしょうね。
残念ながら、私の知るOLYMPUSはもうないものと理解するしかないので、こういう日常に達しています。
今後はより悪いことが当たり前のようにあるでしょうから、他所は一切見ずに「<E-5>が完成」との諦念が持てれば、一番いいのかもしれませんね。
もし、キチンと小型の明るい標準レンズが出たら、その時は改めて考えるだけのこと。
少なくとも私は騙され、システムにそれほど安くはない金をつぎ込まされたので、もうこれ以上はそんな余裕はありません、ということで。