2009年 05月 30日
月影さやかに・・
昨夕など、6時半を過ぎてもまだ明るいことに改めて驚いた次第ですが、風が強く、雨が降ったりするので、面白い空が展開しているのを見上げてしまいます。
ずっと空に続くかのように見える雨どいが面白く1枚。
ふと微かに見えた月に、あと少しの大きさが欲しいと感じながらも、とある月の画家を想いつつ1枚・・
F: 54mm プログラムAE
F: 14mm プログラムAE
F: 22mm プログラムAE -0.7EV
F: 22mm プログラムAE -0.7EV
<E-3>には<ZD11-22mm>、<E-30>には<ZD14-54mm II>を専用のレンズのようにして使っているわけですが、近所へのの買物がてらには<E-30>を持って出ることが多くなります。もとよりバカチョンとして使用している組合せです。
カメラを他人に意識されずに持ち歩くことについては、それなりに鍛錬をしたし、人並以上に得意であると自負するところですが、それでも、スーパーの買物袋を道脇に置き、阿呆のように空にカメラを向けているおっさんの図は、如何ともしがたいものです。尤も、こういう時は、縦令人の眼があってもサッサと済ませてしまう方がスマートなもの。決して怯まずに臨みたいものです。
今朝はまるで嵐のあとのような空に惹かれ、敢えて<E-3>を持ち出した次第。
F: 14mm プログラムAE -0.7EV
撮りに行くぞ!という時は、その時の自分のベストでいくのだろうと思いますが。そういう時でなら、E-3の重さもきっと忘れてくれそうです。
ホントにE-Systemは鈍重ですね。
<E-400>系でも<E-500>系でも、はたまた<E-620>でも、
大きさについてはそれなりに及第点をあげられると思いますが、
如何せんボディの質感がイヤなんですね。
加えて単焦点のまともなレンズがないようなシステムでは、
<E-30>や<E-3>と較べても五十歩百歩の鈍重さだと私は思います。
そもそも「撮りに行くぞ」という特別な時が、まずないもので・・
私には「撮るという行為」が一番大事なんです。
ありがとうございます。
もうちょっとカメラを右に振りたかったのですが、無理でした。
でも、静止画を撮るというのはこんなことだと思います。
だから面白いと。
ですから、決められた焦点距離に自身を閉じ込めるのも、
本来の愉しみではないかと考える次第です。