2009年 04月 10日
バナナの叩き売り
F: 14mm 絞り優先AE: 開放 -0.7EV
桜のように巡るモノじゃあるまいし、半年ごとにクズが残っていくというのはどう考えても異常なことです。もちろん、メーカーの思惑通りに一眼レフを買い換える人など実際にはごく少数に過ぎないでしょう。1年前のボディが現行モデルに著しく劣るということは最早ありません。しかし、譬えイメージ的なものであっても、大事に使うべき道具がわずか半年で陳腐化するという、そんな気持を抱かせる世の中というのは、好ましいものであるとは思いません。
売上げが鈍化したという目先のことだけで大騒ぎする前に、人心が正常にある時(冷めている)にこそ、ほんとうにいいモノは認められるという一つの事実をメーカーも心すべきだと信じます。バカの一つ覚えのように「今までよりも一層安くして既存の機能を全て盛り込む」なんて、バナナの叩き売りのようなことばかり続けていても、ね。
F: 59mm 絞り優先AE: 開放 -0.7EV
そんな中、景気対策の一環で、耐久消費財を買い換える際に色んな特典措置が取られるとか。全く、底の浅いモノの考え方しかできない人たちは・・と呆れ返ると同時に、今までモノを大事にしてきた人を蔑ろにするような愚行だと咄嗟に思いますが、さすがにそこらくらいまでにはまだ頭が回るのか、「省エネタイプのモノに買い換えれば・・」という但しが付く場合が多いようです。尤も、これとてモノを大事に使ってきた人たちに対して、些かのイイワケにもならないのですが、確かに昨今のクーラーや冷蔵庫は昔のモノよりもはるかに電力は喰わなくなっていて、それでもって電気代の節約に訴えかける遣り口も理解はできます。しかし、まぁ、これも鵜のみにはできないような気がしますね。
F: 14mm 絞り優先AE: f4.0 -0.7EV
電器製品は多機能になって省エネルギータイプになったにしても、モノの造り自体は昔よりも得てしてチャチになってきているから、壊れたり、みすぼらしくなるまでの時間は以前より間違いなく短くなっています。例えば10年というスパンでモノを考えた場合、本体価格及びその間の電気代の合計としてかかる金額が果してどれだけお得になるかは分らないように思います。そもそも、省エネの度合というのは、毎年の様に改良されているわけですし・・。
F: 14mm 絞り優先AE: 開放 -0.7EV
でも、考えてみれば、理想のシステムを掲げておきながら、ボディよりも長く使える筈のレンズを早くもリプレイスするような某メーカーなど、「青い飾り輪付レンズに買い換える人には○○の特典」なんて具合に便乗するいい機会だともいえそうですね。
なかなか単焦点を出さないのは、数年ごとに焼直しするのに収拾がつかなくなるから・・というのが実際のところなのかもしれません。
で、飾り輪は青の次には何色になるのでしょうかね。
F: 14mm 絞り優先AE: 開放 -0.7EV
しになるので。
もう、某社の次は買わないかもしれませんが。。
アホなフリにお付合いくださいまして、ありがとうございます。
でも、銀もありませんでしたっけ?
何処やらのサードパーティーのレンズにあったような・・
グリーンはPENTAXでしたね。
単焦点が出たら別ですが、もうZDには私が買うべきレンズはありません。