鞄の中身

季節の空気:フィルムを月に一本使うの会「今月のイチマイ=08'15」

今の時季にこんなお題をいただいてしまうと、端から逃げ腰になってしまいますね。
自ずとろくな印象を持っていない身としては、堪らず天を仰ぎ、暑いながらもせめては空のブルーに逃げたくなる...ま、私のごくごく普通のパターンでありましょうか。
ところが前回のお題でそんな風にやってしまいましたので、流石に同じ手を続けるわけにも参りません。

とある日の7時過ぎ...といって、もう陽は相応の位置に昇り、最早「朝の散歩」からは退散すべき頃合でしょう。
家路の空地で、忌々しいまでに青々しく繁茂する叢に落ちた影に何故か惹かれました。
自転車を停め、一気に吹き出す汗に挫けそうになりながら、遠くに、近くに蝉の声を聴きつつ、半ば朦朧とした意識の中でレンズを100mmに交換して切り取ったものです。

イメージだけですが...
# by yy2828yy | 2015-08-28 20:47 | Film | Trackback | Comments(0)

晩夏と腰痛と

油断をしてはいけないと自らに言い聞かせること頻りなのですが、それでも少しだけ暑さが引いているとは感じております。
「Black Lord」の初撮りも終えた頃合でもあり、なかなかいい巡り合わせだと思っていたのですけれど...
...更新が数日滞ったのは、決して「鬱状態」が再発したのではありません。
実は、お恥ずかしながらにわかに腰痛に見舞われて、ここ数日不自由していたのでした。
初期状態を想うと、相当マシになったとはいえ、まだまだ油断大敵と自らを言い聞かせなければならないのは、気候と同じだといえましょうか。

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# by yy2828yy | 2015-08-27 02:04 | Film | Trackback | Comments(0)

My Black Lord

週末といいながら、週の頭になってしまいましたが、初めて通したフィルムから...これでほんとうに自分のカメラになったような気がしております。
端から気に入っていたこともあったとしても、ついつい手にしたくなるカメラによる撮影は終始軽快でした。
コンパクトなボディの横幅は<Lord-5D>と同じながらも、高さがより低く収まっているため、より一層の小ささを感じます。
改めて両者を並べてみると、やはりF2とF2.8のレンズ口径の差は顕かで、自ずとボディ高に反映したことが看て取れるのです。

Go ahead, please...
# by yy2828yy | 2015-08-23 22:09 | Film | Trackback | Comments(4)

臨界

こう暑いとまず間違いなく鬱陶しい顔をして歩いているわけですが、眉間に寄った皺も消え、即ち顔からも緊張が解け弛んだ顔になっているのをふと自覚することがあります。
恐らく、私の中の何かがキレかけているのでしょう。
で、気が付いた時にはホワッと空を仰いだりしているのです。
そんなエアポケットみたいな折に「太陽のせい」などといってとんでもないことをやらかさなければいいのですが...。

ところがこの数日は、これに加えて鞄の中の「Black Lord」を想ってニヤけている時も少なくないようです。
ま、他人様にとってより気味が悪いのは後者の方かと想われますが、今の私には「一体何時になったら...」に続くのは「...この暑さが少しマシになるのか」ではなく、「...今入っているフィルムが終るのか」といったところでしょうか。
ま、なんとか今週中にはと考えてはおります。

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# by yy2828yy | 2015-08-19 20:23 | Film | Trackback | Comments(2)

Black & White

前回は自己弁護に終始しながらの「Black Lord」到来ご報告と相成ったわけですが、これまで何年もの間、決して手をこまねいていたのではありません。
『Nカメラ店』にあるジャンク個体を時折確認しつつ、某オークションでも気を付けてはおりました。
しかし、絶対数が少ない上に、見掛けても不安な個体ばかり...それがかなりの高額でやり取りされているとなれば、入札へのアクションすらおいそれと起こす気にはなれないものです。
一方でブラックに拘らなければ<Lord IVB>の出物はそれなりにはありますが、果たして<Lord IVB>にクロームボディだけしかなければここまでの執念を抱いたかどうかといえば、恐らく「否」でしょう。
一気にスマートで近代的風貌となった<Lord-5D>に較べて、よりオリジナルな風情を保っている<Lord IV>のボディデザインには確かに魅力を感じます。
それでも、既に不満なく愛用している<Lord-5D>にもしブラックがあれば、その方が良かった筈だと思うのです。
私がおかしな未練を抱く理由は、まさしく「Black Lord」の俗称にあり、即ち「Lordシリーズ唯一のブラックペイント」という事実にブラックカメラ好きが囚われてしまったからでしょう。

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# by yy2828yy | 2015-08-16 20:51 | Film | Trackback | Comments(2)

"The Black One" has come..!

更新が滞るようになった5月からの約2ヶ月間、同時にあまりシャッターを切れなくなったカメラをそれでも鞄に入れる度に幾度となく想ったのは、「ほんとうに大事な一台」ということでした。
ただでさえこれだけ増えた種類と台数を抱えながら、それらを持て余す状況に陥ったとあっては相応の心の動きかと。
尤も、実際にはさほど深刻ではなく、「一台」といいつつも、「まぁ、OLYMPUSのOMは端から別格にするとして、以降から5番目くらいまで」といった程度を決めればとの気持です。
で、2番目と3番目はごくすんなりと、否、元から決まっていたようで、そのうちの一つが<Lord-5D>でした。

ここ数年で驚くほどに増えた個性派揃いのレンズシャッター式レンジファインダー機の中でも、おしゃれな小型のボディにF2の40mmレンズ搭載という実用性に加え、シッカリした造りと幾つかの仕掛けが私を魅了して止みません。
ただ、あらゆる創造物の例に漏れず、如何に私のお気に入りナンバーワンであっても、完璧な存在たり得るわけではなく、実際、玉に瑕を見つけたような不満を抱くことはありがちです。
かくなる不満は「<OM-2N>にせめて1/2000までのシャッター速度があれば...」という風に、得てして「他と較べる」ことによって生じるのでしょう。
もちろん、かの<Lord-5D>にもこれを感じないわけではありません。

私ももっと純粋な頃は、改良機を待つことによって現実を辛抱し、その想いが果たされた暁には束の間に溜飲を下げていたのでしょう。
とはいえ、所詮はキリのない世界...舞台がデジタルに変わっても、人知を超えた遥か彼方へと今日も突き進んでいます。
そこから逃れ、最早「ないものねだり」もできない、まさに先のないクラシックなカメラを相手にするようになって、自身にできることがただ受け入れることであるのを知りました。
節操ないように増えたカメラも、こう考えると、強ち私も間違っていないんだということにはならないでしょうか。
「好きな5台」を決めるのは愉しみの一つとしてはいいけれど、それを指針にせっかく巡り会えた相手を取捨選択するのは、愚の骨頂ということであります。

さて、話を<Lord-5D>に戻しましょう。
そもそもスペック重視で惹かれたわけではなく、この手のカメラの歴史を俯瞰できる今、このカメラに不満を抱くこと自体意味のないこと。
にしても、当初に知ったことにより、終始存在を意識してしまっていたこの一台を認めぬわけにはいきませんでした。

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# by yy2828yy | 2015-08-14 18:59 | Film | Trackback | Comments(4)

水入り...?

降ってきた雨の中、二日ぶりの更新です。
このための「水入り」というわけではありませんが、前回の件については、週末くらいにお披露目したいと考えております。

しかし、物事が上手く行くときは、一つの成功によって後は芋蔓式...といった感じが多いと改めて感じ入る次第です。
また、このこととは別に、棚ぼたみたいなことまで重なって、哀しいほどの暑さの中、少しだけ気持が躍っているのであります。
いや、結局また勿体ぶってしまったようですけれど、どうか、もう二日ほどのご猶予をいただきたく...。

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# by yy2828yy | 2015-08-12 23:27 | Film | Trackback | Comments(0)