鞄の中身

最後のminolta

minolta...プリズムカバー部の銘板に刻まれたこの文字の、なんとも控えめでありながらもポップなリズム感が私は好きです。
“n”と呼応すべく敢えて小文字の“m”でスタート、“i”と“l”と“t”が響き合いつつ、末尾の“a”が“o”の余韻を引きつつバランスをとる...というのがいいのですね。
尤も、会社名を記すには「Minolta」とするのが正当なようで、実際、アクセサリーなどの箱にはそう記されている例を多く見ます。
即ち、minoltaは、確かにカメラボディに刻まれるカタチとしては共通でしたが、社のロゴとは少し違う...否、そもそもロゴというものがさほど厳格ではなかった時代を看て取るべきなのでしょう。

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# by yy2828yy | 2016-02-10 22:34 | Film | Trackback | Comments(1)

スーパーサブ...?

ほぼ一週間、<XD>について書いてきたわけですが、毀誉褒貶が甚だしいとお感じかも知れません。
しかし、それでも、OM以外のカメラについてこれほどあれこれと述べたことはなかったと感じ入るのです。
やはり、このカメラが自身の青春時代に関わっているせいであることは否めません。
そして、これからもなるべく長く付き合って行こうと決めたのであります。
そんな存在は<F3>だけのはずでしたが...むしろ、より小型軽量で私の手に馴染むから、より以上の存在になりそうですね。
そうと決めれば焦る必要はありません。
縁を大事にしつつのんびりとレンズの方も充実していけたら、と思っております。
標準レンズ1本をとってみても、相当なバリエーションがあるようですし...

イメージだけですが...
# by yy2828yy | 2016-02-08 22:38 | Film | Trackback | Comments(2)

Black Humour

惚れ惚れするようなブラックの塗装。
マットがかった少し薄めの墨のような色合の仕上げは、技術提携の関係にあったLEITZ社譲りのブラッククロームだといわれています。
これをネオブラックと称し、塗装がブラックアルマイトという処理によってなされていることをminoltaは喧伝しました。
当時のボディ定価もクロームに較べて6,000円高。
同時期のOLYMPUSやNikonの機種では4,000円高だったことを思えば、かなり強気の設定だったといえるでしょう。
しかし、デビュー後40年近く、引退後なら30年は超えようかという今、われわれはそれだけの値打があった様を改めて目の当たりにしているのだと思います。
キチンと動く個体はさすがに年々減り、オークションなどでもジャンクとして扱われるケースが多い中でも、塗装が剥げているモノは逆に探すのが難しいくらいだからです。
これをもって無駄なオーバースペックと揶揄する向きはあるかも知れませんが、外観の美しさを見て、なんとか治す価値があると考える人も少なくない...そう、間違いなく私はその一人であります。

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# by yy2828yy | 2016-02-07 19:33 | Film | Trackback | Comments(2)

敢えての“もし”とか“たら”とか...

前回<XD>について「事実上の最上位機種」という風にいいました。
もちろん、未だカタログ落ちしていなかったファインダー交換機の<X-1>と比較するにはあまりにも無理があることは承知します。
ただ、minoltaはもうファインダー交換機を出すつもりはなかったはずで、以後は<XD>クラスが最上位になるだろうことは何となく分りそうなところです。
そんな<XD>と同価格帯のカメラはCanon<A-1>であり、OLYMPUS<OM-2>といったところでしょうか。
ところが、この2つと較べただけで<XD>が高級機たるカメラの基本性能において少し劣っていることが分ります。
即ち、縦走りシャッターの採用です。
レンズ交換式カメラの殆ど全てが縦走りシャッターを採用するようになって、もう四半世紀が過ぎましたが、1980年前後は未だ高級機のシャッターといえば横走りという時代でした。
Nikonが一眼レフの代名詞たる<F>シリーズに横走りシャッター、普及機たる<Nikomat>(後に<FM><FE>)、そしてより安価な機種(<EM><FG>など)には縦走りシャッターを採用したのが代表的な例でしょう。

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# by yy2828yy | 2016-02-06 22:29 | Film | Trackback | Comments(0)

アンバランス

カタログにはまだ載っていたとはいえ、旗艦機<X-1>は既に見捨てられ...<XD>が登場した1977年はそんな折でした。
よって、<XD>は登場してすぐにminolta製一眼レフにおける事実上の最上位機種になったともいえるでしょう。
ただ一方で<XE>の後継というその出来(しゅったい)が、このカメラを中途半端にさせた気がするのです。
即ち、<X-1>に対する普及機として誕生した<XE>を踏襲している点が、事実上の最上位機種としては相応しくないアレコレに繋がっているのだと。
良好な操作性と操作感を認めながらも、何処かでアンバランスさを感じてしまう所以でしょうか。
次回はその辺りについて少し述べようかと考えております。

イメージだけですが...
# by yy2828yy | 2016-02-05 22:42 | Film | Trackback | Comments(2)

街角にて

前回は半ば無理矢理にシャッター優先AEで撮ったお話をしましたが、といって、絞り優先AEもさほどに使用したわけではありません。
<XE>まで搭載されていた分割測光は、何故かこの<XD>には搭載されず、代わりに一般的な中央部重点平均測光の採用となりました。
即ち、かなり頻繁に露出補正を要するものと想像できます。
前々回の水仙のカットなどはその最たる例でしょう。
ただ、この露出補正機構は残念ながら些か不満の残る操作感であり、信頼感に欠けるといわざるを得ません。
何よりも、ゼロ位置まで戻すのを忘れてしまえば、気付かぬままとなってしまいがちなのです。
そんなことなら...と結局、マニュアルでサクサク撮るのを好んで選ぶようになり、計らずしもシャッターダイヤルの優れた操作性を味わうことができたのであります。

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# by yy2828yy | 2016-02-04 23:26 | Film | Trackback | Comments(2)

Green- Green- Green

ウリである両優先を少しでも活用しようとの気持で臨んだのですが、いざとなると...
とりわけ「シャッター速度優先AE」の使い所がなかなかありません。
そもそもレンズを最大限絞り込んだ状態にするというマナーが気に喰わないのです。
尤も、<OM-2 SPOT/ PROGRAM>や<OM40>のプログラムAE時と同様、瞬間絞り込み測光によって、必ずしも最大絞り値にセットしていなくても問題なく使えるようにはなってはおります。
よって、絞りを5.6にして、敢えてこれ以上絞り込まれないようにするといった使い方が可能です。

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# by yy2828yy | 2016-02-02 23:54 | Film | Trackback | Comments(4)